見出し画像

禁煙

友人と釣りに向かう途中高速道路上での出来事。友人が運転する車が急に右に振れたり車線を跨いで走ったり、走行が一定でない。

危険な走行なので、どうかしたのかと聞いてみた。

眩しくて仕方がないと言う。「目が開けていられない」ととんでもないことを言い出した。

「何か変なもの食べたの?」と聞いたけど心当たりはないそうだ。

運転を交代するために近くの S.A. に寄るように言った。危なくて仕方がない。

「何か薬を飲んでない?」と聞いたら、「禁煙の薬を飲んだ」そうだ。

よりによって今日。

あれだけ何年も「禁煙した方がいいよ」と勧めても止めようとしなかったのに、「今日からやめる!」と決心したそうだ。

話を聞いてみると、どうやら肺気腫になったらしい。医者に厳重に禁煙を勧められたらしい。

それで禁煙薬を飲んだのか。

なおバレニクリンを使用して、めまい・傾眠・意識障害等があらわれ、自動車事故に至った例も報告されたため、服用中は自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事しないこととされています。禁煙治療中も自動車の運転がどうしても必要な方は、ニコチンパッチによる禁煙治療を選択するなどの対応が必要です。
(中村 正和 公益社団法人 地域医療振興協会 ヘルスプロモーション研究センター センター長 )

早目に運転交代してよかった。

薬の注意書きはよく読んでほしい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?