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学校教育

学校教育は児童生徒に真実を教えることではなかった。
歴史を勉強し始めてから、気がついたことである。

最新の技術により、現実と矛盾しない新事実が次々と発見されているが、教科書には反映されず、無視されたままの案件が多い。

どうしてこのようなことになっているのか気になったので調べてみると、原因は『教科書検定制度』にあるのではないかと思い至った。

日本では、小中高の学校の教科書は、文部科学大臣の検定に合格しなければ教科書として出版できないことになっています。これが「教科書検定制度」です。この制度が、教科書を執筆したり出版したりする「表現の自由」(憲法二一条一項)を不当に侵害し、憲法が禁止する「検閲」(二一条二項)にあたるのではないかが問題となります。

法学館憲法研究所 中高生のための憲法教室

この問題についての裁判所の判例は、教科書検定が「思想内容等を審査するものである」と認めながらも、「たとえ検定に不合格になっても一般図書として出版することができるのであるから、発表の禁止を目的とするものではなく、検閲にあたらない」としています。
みなさんはどう思いますか。こんなことを言ってしまったら、教科書として出版しようとする著者の「表現の自由」を実質的に奪ってしまうことになります。

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なぜ憲法違反を犯してまで、現在の学校教育をする必要があるか真剣に考えてみると、思い至ることがあった。

学校教育の目的は、人材育成のためだが、真実を追求する人は必要とされていない。自分の意見を持たずに他人から与えられた知識をたくさん保有し、上部からの命令に単純に従う、行政官と司法官を必要としたからだった。

教科書検定制度の存在自体が、「表現の自由」に対する重大な侵害となっているのです。
ちなみに、こうした教科書に対する国の検定制度を採用しているのは、サミット参加国のなかでは日本だけだそうです

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戦争に負けるということはこういうことなのだ。


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