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ユダヤの商法

ニューヨークに滞在中メガネのノーズパッドが片方なくなってしまった。

全く、眼鏡が役に立たない。日本では、行きつけのメガネ屋さんに持ち込むと、無料で修理してくれる。またメガネ全体を綺麗に掃除してくれる。親切な上に料金を取ってくれないので、近くのお菓子屋さんの和菓子を差し入れしたほどだ。

マンハッタンの街並みをブラブラとメガネ屋を探しながら歩いていた。

メガネ屋を見つけたので飛び込んで、この眼鏡を修理してくれるか聞いたところ「すぐに出来るよ」とのことだった。値段を聞くと「5$だ」と言う。

『日本では只なのに国が違うと違いがある。仕方がない。』と了解して修理をお願いした。

10分程で修理してくれたが、具合が悪い。アメリカ人の鼻が大きいのか、ノーズパッドがバカでかい。それも片方だけ。「バランスが悪いので両方とも同じにして下さい。」と頼んだら「そちらも修理するのか?」と聞いてきた。

「もちろん」と頼んだら「そちらも 5$ でいいよ」と言う。

ユダヤの商法という言葉を思い出した

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