種子

将来の食糧のことを考えると、気が重くなってきます。

農作業をしている人は、知っていると思いますが、ほとんどの植物は種子から再生します。

種子が先か植物が先かは置いておくとして、問題は種子が、大企業によって F1 化されていることです。

栽培植物は耐病性、耐寒・暑性、大量収穫性などと品種改良され、ついでにこっそりと F1 化されています。

つまり、採れた作物からの種子は再利用できなくて、毎年新しい種子を買い続けなければならないと言うことです。

もし大飢饉大旱魃があった年は種子が採れなくて、翌年は大変なことになると言うことです。

日本にはこの食糧に関する危険を見越して、安心して食べられる固定品種で、採れた作物の種子を再利用できる種子を確保し、拡販している企業があります。

『野口のタネ』と検索を入れればすぐに見つかると思います。無くしてはならない品種や、まだお目にかかったことのない珍しい品種にも行き当たることがあります。

今回は、ハーブとトマトの種が入手できたのでこれで遊んでみようと思います。

レストランで食事中、この種子をみていたらシェフが欲しそうな顔をされていたので半分提供してきました。

プロが利用してくれた方が、価値が大きいと思います。