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出雲とは
日本の歴史は古すぎてよくわからないが、古事記と日本書紀を読めばわかると教えられてきた。
しかし読めば読むほど、わからなくなってくる。何かに遠慮して、わからなくしていると言った方が適切だ。
手当たり次第、歴史に関係のありそうなものをかき集めて読み込んでいるが、段々深みにはまっていくのがわかる。
今回、「出雲と蘇我王国」という書籍が入手できた。
読み始めて感じたのが、スッキリしている。全て断定しているのが気に入っている。
天孫降臨などという持って回った言い方をしていない。
実際の人物がどのように動いていったかはっきりと書いてある。
クナトという人は、古代インドのドラビダ族の王であったが、大勢の部下を引き連れて日本へ民族移動を始めた。
いきなり、サイノカミの主神・クナト大神は出雲族の指導者だったとの記述に始まり、紀元前3世紀末に秦国から徐福(スサノオ)の集団がイワミ(石見)国の五十猛に上陸した。と続いていく。
びっくりする記述だが、今までわからなかったことが断定されているので分かりやすい。
きっと今夜は、徹夜になってしまうと思うが、こんな面白い本を読まずに寝ることはできない。
古代出雲語では、神のことを「カモ」と言った。それで出雲の神には「鴨」や「加茂」の字が当てられた。
面白すぎて、本を閉じられない。
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