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干し柿

日本の各地に干し柿の産地があり、岐阜県には1000年以上前から伝わる、堂上蜂屋柿がある。

堂上蜂屋柿(農林水産省のホームページ)

調べてみると誠に面白い歴史が伝わってくる。

堂上とは、かつて天皇の日常生活の場に昇ることを許された公家などの家柄・殿上人を指します。
古来、この地で作られる干柿が朝廷や幕府に献上されていたことから、
「堂上蜂屋柿」と呼ばれるようになったと考えられます。

ふるさと納税、67,000円に対して堂上蜂屋柿「極」3個が返礼として配送される。相当高価なものであると察しがつくと思う。

https://item.rakuten.co.jp/f212113-minokamo/10000901/

柿の生産量は和歌山が多く47,500トン、奈良県が32,800トン、福岡県が14,600トン、岐阜県が14,600トンだ。

干し柿の生産量は長野県2,383トン、福島県2,117.7トン、和歌山県904.4トン(下伊那地方事務所)

干し柿の有名な産地は山形、福島、富山、長野、山梨、その他とされている。

堂上蜂屋柿の糖度は65度と言われており、お茶請けに喜ばれている。また、生産量が約37トンと少ないので入手が困難で幻の干し柿になっている。

今年も入手が困難になる可能性があるので、偶然手に入れた渋柿を干してみることにした。





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