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映画鑑賞 8/28分 「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」

本日の作品は「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」。

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この話は、

1950年、J・D・サリンジャーは小説『ライ麦畑でつかまえて』を発表した。同書は保守層からバッシングを受けたものの、若者たちからは高く評価され、一大ベストセラーとなった。売れっ子作家としての名声を得たサリンジャーだったが、やがて、彼は隠遁者のような生活を送るようになった。本作はサリンジャーがそのような生き方を選択するに至った理由を解明するべく、彼の青年期を描き出していく。

Wikipedia-ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー


という作品。



ライ麦畑の反逆児!?

農業でイケイケの人を書いた作品か?

なら「ライ麦畑の革命児」になるはずだよな?


なんて思った。


でも、反逆児ってことは違う話なんだろうな。


真意は何なんだろうか?

ということで早速、鑑賞してこよう。


鑑賞してきた。


最初にタイトルに触れてみる。

『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』


最後の「サリンジャー」って誰?

って人も多いと思う。


でも、サリンジャーよりこっちを

聞いたことある人が多いんじゃないかな?


『ライ麦畑で捕まえて』


そうです。


実はこの作品の主人公、サリンジャー。

『ライ麦畑で捕まえて』の作者、

J・D・サリンジャーなのである。


えぇっ!




いや、驚くだろ。


自分はこれまで色々文学作品を読んできて、

作者の事を調べたりしてきた。

勿論『ライ麦畑でつかまえて』の事を

聞いたことはあれど、

作者の事を調べたことはなかった。


現在まで6500万冊売れているのになんで

そこまでの知名度に落ち着いているのか。



実はこの話にはこれまで触れられなかった

裏のストーリーがあるのだ。



今日は感想と共に紐解いていこう。


主人公、J・D・サリンジャー。

ニューヨークのマンハッタンで生まれる。


裕福な家の出だったらしい。


寮のある学校に入学も一年で退学、

ミリタリー・アカデミーに入学・卒業。

その後ヨーロッパへ渡り、

帰国後は大学を入学・退学を繰り返す。


しかしコロンビア大学へ進み、

創作講座に参加。


初めての作品『若者たち』が雑誌に掲載。

原稿料25ドル、その後も小説が他の雑誌に掲載される。


で、1941年にホールデン・コールフィールドの初登場作が

掲載決定したものの、

戦争の為延期。


実際に掲載されたのは5年後という。


また、同時期からウーナ・オニールって人と交際して、

この作品でもそのことが描かれるけど、

1943年に突然結婚するんだよね。




は?





と彼がなるのも無理もない。


付き合ってる人から突然、

「別の人と結婚するから別れて。」

って言われてブチギレないの、


とっくに関係が冷めているか、

付き合っている自覚がなかったか、

単に気にしない関係だったかのみだと思ってる。




え?

誰と結婚したかって?




チャップリン。



チャールズ・チャップリン。




自分も同姓同名だと思ってたさ。



でも、本人なんだよね~

残念なことに。



ま、誰も悪くないから

責めるのはよくない。


責めちゃいけない。


おかげで我々が『ライ麦畑でつかまえて』

を読めることになった訳だから。


感謝しないと。



って感じでこの作品らしく

皮肉入れてみたけど驚いたりしないでね。


ごめんなさい。



と主人公の話に戻そう。


彼は91歳でこの世を去る訳だけど、

生涯作家だったかっていうとそうじゃなかった。


というのも、

『ライ麦畑でつかまえて』のヒット以降、

静かな生活を送れなくなってしまった彼は

ニューヨークを離れ別の土地で創作活動をすることになる。


そこでもトラブルが起きてしまうけどもね(発端は仲良くしていた学生)。


まぁ、『ライ麦畑でつかまえて』より前から、

ファンの過激な突撃(ことあるごとに「お前も嘘つきだ!」って言われるなど。)があった描写があったけど。


1953年から作品の発表数を徐々に減らしていき、

1965年発表の、

『パプワース16、一九四二』が

事実上の引退作となった。



簡単な流れを説明すると、

  1. 惑わすものを取り除くことが心の安定につながります。

  2. 惑わすものは常に人だった。

  3. であれば人との関わりを減らした方がいいんじゃないか?


事実取り巻いていた環境は、

熱狂的ファン・話を広げさせたい出版社

とかだったからね・・・。


本人も疲れてしまったんだろうね。


ということで結論、

「天才の最大の敵は挫折と乖離である。」


以上「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」の感想でした。


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ここまで読んでくれたあなたに幸せが訪れますように。

それでは、お気をつけて。


画像・pixabay
https://pixabay.com/ja/photos/%e5%b0%8f%e9%ba%a6-%e5%88%86%e9%87%8e-%e5%8f%8e%e7%a9%ab-%e5%a4%8f-%e8%be%b2%e6%a5%ad-5207174/

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