映画紹介-9/22分 『フード・インク』

今日紹介する作品は『フード・インク』


この作品は、

『フード・インク』(原題: Food, Inc.)は、2008年のアメリカ映画で、アメリカの食品産業に潜む問題点に切り込んだフード・ドキュメンタリーである。広大な農場に散布される農薬、遺伝子組み換え問題など、大量生産低コストの裏側にあるリスクを伝え、オーガニック・フードの本当の価値を訴えている。
Wikipedia-『フード・インク』より引用

という作品。


世界を席巻した言葉に

「MOTTAINAI」

っていうのがあるよね。


勿論この言葉自体は

この作品と関係は無いけど、

色々なものを消費して生産されている、

からMOTTAINAIと言える部分がある。


直近だと小学校の近くかどこかで

ヴィーガンの人がプラカード片手に

抗議したってニュースがあった。


要約すると

「皆が食べているお肉はこう作られているんだよ」

ってことらしい。


公民館借りて説明する機会を作りゃ、

ここまで大騒動にならんかったろうよ

っていう話は置いておいて。


話していることは的外れでは無い。

どこぞの区議と違ってね。


昨今の畜産はファクトリー(工場)的

だと形容されることがある。


というのも、

ファストフード店では

「如何に薄利多売で稼げるか」

と日夜鎬を削っている節がある。


昔マックで1000円バーガーってのがあったけど、

じゃあ「それを通常メニューにします」

なんて言ったら、


売れない、経費ムダ、儲けない

ってなることは1+1=2より明らかなはず。

ま、そこはどうにかして売るんだろうけど。


それはさておき、

薄利多売で原材料が高めだったら利益出るかな?

つまり原材料を落とす必要がある。

その影響は当然農家にも来る。


かつては牛一頭だけで利益が出ていたのが、

今は牛三頭じゃないと利益が出ない。

逆なら嬉しいけどこれは大変だよね。


質がダメなら量になる。

量を増やすためには一頭にかけるリソースは

もちろん多くできない。


だから一頭ずつ狭いところに入れて、

急いでご飯を与えて太らせて、

時期が来たら出荷して次の準備をする。


なんてことしたら、

そりゃあファクトリー的って言われるだろうさ。


だからヴィーガンの人達は

「おかしいだろ!」って言ってる訳だよね。

手段と方法は置いておいて。


確かに時代は便利になった。


いつ行こうが、

誰と行こうが、

どこへ行こうが、

いつもと同じクオリティで渡される。


それがファストフードなんだけども、

便利になりすぎてしまったのかも。


勘違いされないように、

ここでハッキリ言わせてもらう。


この作品はヴィーガンを推奨するものでもないし、

自分も「勝手にやっててくれ」ってスタンスだから、

その人の選択は当然否定も肯定もしない。


ただ、

自分たちは今どんなお肉を食べてるのかな

というのを考えるのでも

十分知ってる人になれると思う。


勿論ヴィーガンになりたいなら止めない。

責任も取らない。


どう受け止めるかは皆さん次第です。


ということで結論

「これをひけらかすんじゃなくて、

重要な時に使えるようにして欲しい。」


ということで、

以上「フード・インク」の紹介でした。


それでは本日はこの辺りで


おやすみなさいませ。

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