志賀島一周ドライブ🚗 2023/11/18
全然観光するところがないと言われる福岡市ではあるが、全くないわけではないのだ。とんこつラーメンと明太子だけの町ではないのである。
といいつつ滅多に行くことのない志賀島(福岡市東区)に久しぶりに行ってみる。
海の中道の先に志賀島はある。
※BGMはyuhei komatsuさんのフリー素材をお借りしました
実は海の中道自体はけっこう広いのだが、動画のようになってるのは半島のほんの先端部分だ。
橋を渡ってしばらくまっすぐ走ると金印公園に着く。
海の向こうに市内が見える。
坂を登った高台に公園がある。
公園には金印のレプリカがある。(本物は福岡市博物館にある)
なぜここに金印公園があるのかというと、ここが金印の出土地だからだ。
海沿いに島の反対側まで走ると、休暇村志賀島に着く。
残念ながら満潮だ。
なぜ「残念ながら」なのかというと…
引き潮の時だけ渡れる「沖津宮」があるのだ⛩
一度行ってみたいものだ。
休暇村志賀島には金印の湯♨なんかもある。
今日は体調がいまいちなので温泉はやめておいた。
ここは昔は国民休暇村と言ってたような記憶だ。どういう経緯だったのかは忘れたが、幼い頃ここに家族旅行で泊まったことがある。なぜかその時は台風が直撃している最中であり、部屋の窓から荒れ狂う海を眺めるだけの休暇だった… 台風の中旅行強行するってうちの両親もまだ若かったんだなw
志賀島をドライブするならどっち回りがオススメかと言えば、もちろん時計回りだ。ずっと海沿いの車線を走れるからだ。まあそれは志賀島に限らずあらゆる日本の島はそうなんだけど。
島の中央部に展望台があるらしいのだが、そこへ行くには1.5車線分しかない狭い道を走らないといけないらしいので諦めた。1.5車線分なら対向車が来たら離合(九州弁)できないではないか!最悪何十メートルも延々とバックしなきゃいけなくなる。ここへ行くならバイクかチャリか徒歩だろう。
というわけで、そのまま海沿いを走る。
腹が減ったのでそこら辺にあった魚料理の店に車を止めた。
シーズンオフだとこんなものなのか。
しかし「営業中」と看板が出てるくらいだからやってるのだろう。
メニューを眺めていたら店のおばちゃんが出てきて出迎えてくれた。
まだ誰もいないくて暖房切ってたから今から入れますねとのこと。たしかに今日は寒いのでありがたい。
しかしこんな広い食堂で私だけのために暖房入れてもらうのもちょっと申し訳ないような気も(^o^;)
なぜか椎名誠の自叙伝的青春小説の名作「哀愁の町に霧が降るのだ」の第一章を思い出した。
けっこう待ったので、もしや今日最初の客である私のためにご飯を炊いてくれた… なんてことはさすがにないとは思うが、刺し身定食は美味しかった。
そのまま海沿いを島の入口付近まで走ると、右手に志賀海神社がある。
境内は意外と多くの客がいた。みんな中国語を話している。
完全にインバウンドが復活したのを実感する。
井戸か何かかと思ったけど、
橋だったんだねw
この石のガイドさんの説明(日本語)に興味深そうに日本語で質問してる中国人観光客の人もいた。
宝物展示室もある。
志賀海神社の本殿。
隣に大きな摂社がある。
本殿の裏手には末社がずらりと並ぶ。
👇この鳥居は背後にある末社の鳥居ってこと?
海へ向かうような鳥居が。
亀🐢もいれば鹿🦌もいる。
ついでにぬこもいる。
一見地味な石にしか見えない、なんと県内最古の完存する宝篋印塔だ。
ひなびた感じの道路だが、これこそが昔から続く神社の参道だ。