タイ・バンコクで起こった日本人によるエカマイ拉致事件

登場人物と場所、背景を整理する。ニュース記事と私の持っている情報によると、凶器の所在地や被害者の婚姻関係などが少し異なる。

邦人男性を監禁、足折る バンコクで日本人3人逮捕
http://www.newsclip.be/article/2017/06/12/33282.html

■逮捕日時
2017年6月9日
■事件現場
バンコク・スクンビット地区エカマイ
「グランドハイテック・タワー」
■容疑者
タイ警察に逮捕されたのは、鶴添玲王(40)、宮田清人(56)、小針政人(49)。容疑者の1人は小指が切断され、入れ墨がある。当時は右翼と報道されている。
■被害者
被害者はベッドに電源ケーブルで緊縛され、右足を骨折。
クレジットカードの暗証番号を聞き出す。
記事には「被害者は監禁された後、タイ人の妻に1度だけ電話し、自分を探さなくていいと伝えたが、不審に思った妻が警察に通報した」とあるが、被害者は日本に妻がいるとの情報あり。
■容疑者グループが使用していた別のアパート
バンコク・スクンビット49通り
ノコギリ、ロープ、ビニール袋などが見つかる
■事件に至った背景(記事から引用)
被害者は日本で3年前、内装業者の宮田容疑者に自宅の改装を頼んだ。だが、実際に工事を引き受けたのは下請けの鶴添容疑者で、その工事が遅れたため、W氏は宮田容疑者に1日1万円の罰金を科した。その後、W氏が宮田容疑者に1500万円相当の物品を盗まれたと言いだし、警察沙汰に。当時から双方の間で確執があったという。

当時は加害者の宮田容疑者を擁護する怪文書が日本人コミュニティに送信された。

■怪文書メールで宮田容疑者も被害者とする説(記事から引用)
鶴添容疑者は小針容疑者と結託し、被害者が懇意にしていた宮田容疑者をまず拳銃で脅し拉致。被害者を呼び出すよう脅迫された宮田容疑者は、それを2週間も拒み続けたという。だが被害者は結局呼び出され、拉致された。鶴添容疑者は、被害者ともども宮田容疑者も殺すつもりだったとしている。

タイでは簡単に拳銃が手に入り、登録さえすれば、合法的に所持が可能。ただし、非合法に拳銃を所持しているケースが多く、日本人が所持しても不思議ではない。


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