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篠原亨氏 「なりたい自分に導く」心理カウンセラーを直撃!

自分自身を見つめ直す人々を支援する篠原亨氏

篠原亨氏

「なりたい自分に導く」「自分らしく生きる」ためのカウンセリングが好評を得ている心理カウンセラーの篠原亨氏。カウンセラーになりたい人のスタートアップ支援に携わっておられます。

在宅時間が増え、外出の機会も減っていた、この数年、自分を見つめ直していく機会も増えたという人は少なくないようです。そして自分がどうあるべきか、どんな自分でいたいのか、そして自分らしいってどんなことなのかを考えるようになった人、自分自身を見つめ直すという行為をしている人の手助けをしてくれるのが心理カウンセラーです。人気カウンセラーの一人、篠原亨氏にお話を伺いました。

篠原亨氏を浮き彫りにする

篠原亨氏もかつては悩み、苦しんだ一人だった

インタビューの前に篠原亨氏をご紹介しましょう。篠原亨氏は茨城県水戸市の出身で、1996年6月25日生まれ。現在は横浜市に住んでおられます。篠原亨氏は中学生の時、約2年、不登校、引きこもり、鬱(うつ)を経験。その篠原亨氏が自分自身を取り戻すのを手伝ったのが心理カウンセラーだったそうです。

その後、高校、大学と進み、大学卒業後、新卒で保険代理店のコールセンターに就職します。入社後、篠原亨さんは毎日、個人宅に約400件もの電話営業を行うことになったそうです。しかしここで再び、精神的に追い込まれ始めます。

電話をかけた先から、どうやって電話番号手に入れたのか、詐欺ではないかと疑われ続けただけでなく、なかなか成果が出なかったため、上司からは「できている人もいるからできないはずがない」「2ヶ月で結果が出なかったら部署移動させる」と叱責される日々だったそうです。

篠原亨氏は悩みから解決する方法を探るため、心理学やカウンセリングを学び始め、負のスパイラルから抜け出すことができました。そうした経験もあって、かつての自分と同じように悩み、苦しんでいる人を助けたい、そう考え、心理カウンセラーとしての仕事も始めたのだそうです。

篠原亨氏を直撃インタビュー

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では篠原亨氏にお話を伺いましょう。

-篠原亨さんはなぜ心理カウンセラーというお仕事を選んだのでしょうか

篠原亨氏「悩みを持ち、苦しんでいる人がその状況から抜け出すためのお手伝いがしたいと思ったからです。かつては私自身も悩み、苦しんでいました。過去には不登校や引きこもり鬱を経験しており、苦しんでいる人の気持ちが理解できたんです。悩みの解決の手助けをしてあげたい、そういった方が幸せに生きてほしい、と思いました」

-篠原亨さん自身も苦しんでいたことがあったんですね

篠原亨氏「自分自身に価値がないと思い込み、人に認めてもらうために“〜しなければいけない”“〜あるべきである”という様な固まった思考に囚われていました。人生を自分らしく生きるのではなく、他人に批判されない様に、他人に認められる様に生きていくという選択をしていたのです。これが僕を苦しめていたようです。僕自身はそういった苦しみから抜け出すために、カウンセリングや心理学などを学びました。学んでいく過程で私と同じようなことで悩んでいる人があまりに多いということに驚きました」

-そこで心理カウンセラーになる決心をされたのですね

篠原亨氏「自分らしく生きられる人を増やしたい、という気持ちを基に始めました。2020年1月のことです」

-篠原亨さんのカウンセリングを受けられているのはどのような人でしょうか

篠原亨氏「生きにくさを感じておられる人、例えば、このままの人生は嫌だな、もっと自分らしく生きたい、他人に振り回される人生から卒業したい、といったような、ご自身が現状に問題を抱えていると感じられている方々が多いです」

-どんな方法でカウンセリングを行っておられますか

現状のヒアリングから篠原亨氏の心理カウンセリングは始まる

篠原亨氏「まずは現状のヒアリングから行います。なぜそういう思考に陥ってしまうのかを探り、過去の傷を癒したり、罪悪感や劣等感、拗ねを捨て去るためのワークなどを実践したりします。最終的には自分には価値がないなどのようなネガティブな自己認識をポジティブなものに変えることで、これまで問題だと感じていたことが問題じゃなくなるというようなことを経験して頂きます。ただ、1回ではなかなか分かり合えない場合もあります。そこでミスマッチが起きないようにするため、初回は無料しています」

-具体的な例を挙げていただけますか

篠原亨氏「これは一つの例ですが、人は必ず自分なりの決め事を持っていて、女らしくしなければいけない、人に迷惑をかけてはいけない、など、その決めごとに反する自分を嫌っていたり、自分が禁じているのにそれを犯している他人を見ると怒りを覚えたり責めてしまったりします。この様になぜ目の前の現象が問題になっているのかという所から内面に向き合っていきます」

-篠原亨さんが抱いていた悩みについてもう少し教えていただけますか

篠原亨氏は幼少期から悩みを抱えていた

篠原亨氏「幼少期から、誰にも分かってもらえないという気持ちがありました。また、自分は価値がない人間だからなんとか人の役に立てる人にならなければ、という思い込みも強く、自分への縛りがとても多かったと思います。その結果不登校、引きこもりを経験しました。運良くスクールカウンセラーの方に出会えて回復に向かい、高校フレックススクール、大学と進学し、普通に就職する事はできました」

-ところが会社員になって、鬱のような状況が振り返されたそうですね

篠原亨氏「会社員になって、いろいろあって、また鬱の様な症状が出てきてしまいました。なんとか立ち直りたい、と思い、心の癒しについて勉強を開始しました。心理学を学び、実践していく中で、自分自身の中で変化が起きました。物事をポジティブに考えられるようになったんです。それまでは新入社員の中で下から数えた方が早かった成績も上から2番目の成績などを残せる様になりました」

-同僚の方々も驚かれたのでしょうか

篠原亨氏「そうですね。そして、同期やコールセンターで働くパートさんなどが悩みを打ち明けてくれるようになりました。相談を受けることが多くなりましたね。篠原くんに話を聞いてもらえると心が軽くなる、篠原君のおかげでまた頑張れそうと感謝の言葉を頂き、自分が体系的に学んできた心理学でカウンセリングで苦しんでいる人を自分らしく生きられる様にサポートしたい!と思うようになったんです」

-今、悩みを抱えている人は少なくないと聞きます

篠原亨氏「僕たちは風邪や擦り傷などの外傷については適切に対処できる様になってきました。しかし、目に見えない心の部分はものすごく蔑ろにされている現状があるのではないでしょうか。病気なども適切に対処すれば治ります。しかし、放っておくと死に至ることもあります。心も同様で、放っておくと死に至ることがあります。日本の若者の死亡理由1位が自殺ということはその証拠の一つではないかと思います」

-篠原亨さんのカウセリングはそういった人の悩み解決を手助けするのですね

篠原亨氏「そうですね。そのためには過去の経験から作られた自分の価値観を見つめ直し、過去の傷を癒すことが重要です。自分らしく生きられる様になります。今の悩みを放っておくことなく、向き合っていけばこれからの人生を幸せに生きていけるはずです。そういった手助けをしていきたいと思います」

-人間関係、特に親子関係で悩まれている方が多いとか

篠原亨氏によると親子関係で悩む人も少なくないという

篠原亨氏「実は日本の国民性もあり、約8割は毒親ではないかと言われています。過干渉であったり、心配しすぎたり。その結果、子供の問題に横入り。離婚せずとも夫婦の仲が悪い。さらには貧困。実はほとんどの方が心に問題を抱えていたりします。そして人の悩みは全て人間関係であると言われていますが、人間関係構築の雛形を覚えるのは親子の関係からです。日本語も振る舞い方も怒り方も常識も全て親から学んできています」

-悩む子を持つ親自身も悩みを抱えていますよね

篠原亨氏「そうなんです。悩みを持つ子の親もまた親から様々なものを引き継いでいたり、悩みを抱えていたりします。完璧な人間はいないので当然です。しかし、そうやって目に見えない形で負の連鎖が繰り返されているという現状があります。今、苦しんでいる人は自分の為にもこれからも人の為にも自分を癒して欲しいと思っています。今、息苦しさを感じている方は一度、カウンセリングを受けて欲しいと思っています」

-このインタビューを読まれている方々に篠原亨さんからメッセージをいただけますか

篠原亨氏「自分には価値がないとか、何やってもうまくいかない、誰にも必要とされていないなどと感じている方もいると思います。しかし、断言できます。あなたは価値のある人間です。今までの環境のせいで運悪く、そう思えない状態になっているのかもしれません。ここで一つ勇気を出して、僕を頼ってみてください。あるいはもし僕のようなタイプが苦手ななら、頼れそうな人を頼ってみてください。あなたの話を真剣に聞いてくれる人はいますし、実は今までも助けてくれた人、あるいはありがとうと言われたこと、楽しかったこともあるはずなんです。いきなり変わろうとしないでも大丈夫です。一歩一歩共に進んでいければ嬉しいです」

まとめ

人間には多かれ少なかれ、悩みがあり、苦しみがあります。そこを一人で乗り越えることができないという人の手助けをするのが心理カウンセラーという仕事です。現在、その心理カウンセラーという仕事に就き、多くの人を救ってきた篠原亨氏ですが、篠原亨氏自身もかつては悩み、苦しんだ時期がありました。不登校、うつ状態に陥るなど、大変な時期がありました。しかし、そうした数々の経験があったからこそ、悩み、苦しんでいる人の気持ちがわかってあげられると思っています、と篠原亨氏は語ります。「一人でも多くの人が幸せになれるよう、手伝わせてもらいたいです」(篠原亨氏)

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