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足利の西金商店で

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初めての記事から次の記事を書こうと思いながらうだうだしていたらあっという間に時間が経ってる。
ほらほらこういうところ。
すぐ怠ける。
書いてはちょっと違うかな?なんて考えこんで消して、続かない。ただ書けばいいのに。
そんな気持ちを隠さずに書いておいて、自分への戒めに。

写真のガラスコップとはし置きは足利に旅行に行ったときに出会った子たち。

映画の舞台にもなった有名な銭湯や神社に行くついでにすっかり暗くなった夜、街を散策していたらレトロなガラスコップがショーウィンドウ一面に見える。店構えがレトロすぎて普段やっているお店なのかも定かじゃない。
これは明日見にこなくちゃ、お店開いてるといいな、なんて言いつつ、Googleマップでお店の名前を確認。どうやら西金商店というらしい。
翌日わくわくどきどきしながらお店へ向かう。

幸いお店は営業していて、いざ店内へ。
そうしたらもう想像を遥かに超えた世界が広がっていて。
所狭しと置けるところに置けるだけの瀬戸物が。こんなアクロバティックな重ね方、今まで生きてきてお店で展開されてるのは見たことがない。

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棚からはもはやはみ出してるのが当たり前。
什器の間を通りながら通常の5割増しの緊張感が。
だって通路にも無造作に食器が積まれているんだもの。経験したことのない世界にだんだん緊張を通り越してもうこれはアトラクションでここはテーマパークなのかな、という心境になり、どんどん楽しくなってくる。

はし置きを物色したあと、場所を少し移動して昨晩ショーウィンドウ越しに見えたガラスのコップコーナーも見せていただく。

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ここも棚が斜めになっていたりして、棚の傾きをコップで支えてバランスをとってたりするところがもう満点で花丸。
コップコーナーもしっかり堪能して、1番最初の写真のラインナップに落ち着く。ちなみに私のお気に入りは右から3番目のファンシーなコップ。リンゴジュースがよく似合うのです。

包んでいただいてる間に店主のおじさまとお話ししていたら、古くから営業している西金商店は(年数は忘れてしまい申し訳ない限り)かなりレアな掘り出しものがあったりするそうで、有名なガラスのメーカーさんもここならまだあると思って、と自社の古いグラスを買いにいらっしゃることもあるという裏事情も教えてくださってみんなで笑ってほっこりした気持ちに。
気付けば3時間近く経っていて、びっくり。
ただものを買うだけでなく、大満足な時間が過ごせた西金商店だったのでした。

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