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ネット上でアウトプットするときの苦しみに立ち向かう

バズらせたい!

わたしは、noteで記事を書いて投稿するとき、常にこの欲求と戦っています。

けれど、それは自分にかなりの苦しみを与えてしまっていることに気が付きました。

今回は自分の決意表明もかねて「ネットにアウトプットするときの苦しみ」からどのようにして立ち向かっているかを書きたいと思います。

現代は、ネット上でお金を稼ぐ人たちの存在が急速に身近なものになりました。

特に、youtuberのように動画を作ってその広告収入だけで生活することが多くの人、特に子供たちがあこがれるようになったことは広く知られています。

しかし、実際にそうなれる人はごく一部であり、多くの人は収益化どころか全く再生されないしコメントもされないことに絶望してしまい、フェイドアウトしていきます。
そして、そんな状態がつらく感じるようになって熱意を失い投稿を辞めてしまいます。

無反応恐怖病からの解放

そんな収入第一になっている風潮の中、「お金にならないアウトプットでも自分にリターンが来る」と考えを変えてみました。

この考えのきっかけは、オフ会での出来事です。
以前初めて対面で会う人たちばかりのオフ会に参加した際、自分が作った3Dモデルを「かわいい」と言ってもらえただけでなく、そこから派生してメタバースの話で盛り上がったことがありました。

このときのそうした「かわいい」の一言がどれだけうれしかったか今でもはっきり覚えています。

いまはまだ、このことがどんなことにつながるかわからない
だけど、確実に自分はこういうことができたという自信になって帰ってくる

そう考えた瞬間から自分の「無反応恐怖病」が少しずつほどけていくのを感じました。

AIとどう向き合うか

ここ2年ぐらいで生成AIがクリエイティブな場に躍り出てきました。
それも進化のスピードは私たち人間がとても追いつけるものではありません。

そんなAIによって作成された作品も数多く出回っています。

人間が何時間もかけて完成させる絵をたった数十秒で出力しますし、ある程度のコマンドを入力できれば誰でも絵をネット上にアップロードできます。

こうした世の中に対する私のマインドセットは「自分の中からあふれ出るものを具現化することに集中する」です。

自分の実体験からいえることですが、どれだけAIによって手軽に作品を出力できたとしても、やっぱり自分で作り上げた喜びは何にも代えがたいものです。

こうした喜びが消えてしまう前に、いっそのこと外に出してしまおうという考えが強くなりました。

誰かの心に届け!

そして、もう一つ自分の中に生まれた考え方は「バズりはしないけれど、誰かには必要かもしれないものを世に出してみよう」という考え方です。

バズるのこれらのはすごく確率が低くてそれをいきなり目指すのは大変ですが、誰かの心に刺さって1いいねでももらえたら成功だなと考えるようになりました。

以前、私が所属しているコニュニティで月曜日が憂鬱な時に自分がしていることについて記事を書いたところ、多くの方からリアクションを頂き「ちょうどいいタイミングでこの記事を見ることができました。ありがとうございます。」とうれしいコメントが来ました。ほかにも「この記事に影響されて新しい料理に挑戦しました」と自分が世に出したものが他の人に影響を与えているという実感を持てたコメントもいただけました。

また、試しにnoteにもその記事を加筆修正して投稿したところ、あるライターの方が自身のコレクションに追加してくださりました。ありがたやありがたや🙏

そうした誰かひとりでも必要とされるものを私は世に出していきたいと考えています。

これらの考え方と実体験によってネット上にアウトプットする楽しみを見出すことができました。

価値基準をあまりお金や評価に置きすぎないのが大切かもしれません。

このようにして、一見見返りがないように思えることでも足跡を残しておくことで思わぬメリットを私たちに与えてくれます。


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