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愛するネタこそ今描くべき!

こんばんは!ko.da.ma.naです。
今日はマンガの話、私の持論をお話します。漫画家を目指し始めた人にはぜひ読んでほしいと思います。


「このネタでマンガを描きたい!今は画力がないし、もっと上達したら描く!」

こんなことを思った時ありませんか?気持ちはすごくわかります。描くならやっぱり、素敵な絵で、自分の世界が描けて、テクニックで彩られ、かっこよくかわいく仕上げたいものですよね。


でも私はこう思います。

今思いついたアイデアは今が一番の面白い時なのです。


アイデアは何もない所から、湧き出たものではなく、「自分の見たモノ」、「感じたモノ」、自分自身を通して出てくるものです。生活の中にある流行り、様々なエンターテインメントから刺激を受けた自分のアイデアなのです。という事は、今思いついたアイデアは…

温めあげた数年後、数十年後には、流行ってないかもしれません。

流行るために描くわけじゃない!と言っても読者がいないマンガはかわいそうです。出来る限り多くの人に見てもらった方が良いに決まってます。

なので、まずは一回形にしてみること。イメージがどんな「物語の輪郭を描くのか」を形にする事をオススメします。技術はどうあれ、今の自分のせいいっぱいを使って完成させましょう。必ず完成すると発見があります。完成するといいことがあります。それは…

完成させると「人に見せる事ができる」のです。


自分のアイデアが面白いかどうかを追求するためにマンガを描くならば、何十年と考えていいのです。しかし、「漫画家を目指す」「誰かの評価が欲しい」なら、面白さを自分で決める必要はないのです。誰かに見せなければそれは解りません。

頭の中を他の人に伝えられる技術が開発されたなら…大丈夫なんですけどね(笑)

しかしそれを考えると、この「note」や「PIXIV」なんかは自分の創作表現を、自由にインターネットで発表できるので、素晴らしい時代になりました。

アイデアをずっと温めてヒットしたマンガ家は一握りです。そして「アイデアを温め続ける」事が、面白い作品を描くために、必ず大事な事だと私は思いません。

アイデアは新鮮な食材と思って、新鮮なうちに料理しちゃいましょう!旬が過ぎると、おいしくなくなるかもしれません!

「愛するネタこそ今描くべき!」

今思いついた、自分を信じてください!今描くべきなんです!ほら、描きたくなってきませんか?

では、今日はこの辺で。
ごきげんよう。

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