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1997.8.9 横浜マリノス vsヴェルディ川崎

今日振り返るのはJリーグ創成期の黄金カードと言われた日産(マリノス)vs読売(ヴェルディ)が、
「黄金カード」というのが過去のものになってしまったと思えた一戦です。


横浜マリノス7-2ヴェルディ川崎

得点
2分 サリナス(横浜)
13分 三浦知良(川崎)
23分 バルディビエソ(横浜)
27分 城(横浜)
38分 城(横浜)
58分 サリナス(横浜)
61分 サリナス(横浜)
68分 ジアス(川崎)
69分 サリナス(横浜)


マリノスのホーム扱いで行われた山形での一戦は開始15分までに1点を取り合う激しい試合でしたが、
ヴェルディの守備陣は軽い守備でマリノス攻撃陣を自由にしてツートップに合計6点を取られました。

マリノスの得点場面を見てみるとシューターはことごとくフリーでシュートを打ち、
Jリーグ創成期に意地と意地を見せ合って激しい試合を毎回しているのを楽しませてもらい憎らしいほどヴェルディ強いと思っていた身としては、
どこか身の入っていないヴェルディの姿には悲しさと淋しさがありました。

この頃にはJリーグの黄金カードがジュビロvsアントラーズに変わっておりその関係は2002年頃まで続き、
その後もいくつかの黄金カードを見て来ましたが黄金カードの終焉を感じさせる試合は各カード同じようにありました。
そういった意味ではこの試合は黄金カード終焉と言える最初の試合。
時代が変われば国を代表する強いチームも変わっていくのは仕方がないことですが、
創成期からJリーグが好きな身としてはマリノスvsヴェルディに熱狂する時がまた来てほしいと切に願います。


おじゃ

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