283 勝手に電力2.0(電力版ふるさと納税)
ども。エネルギー妄想ジンです!
いよいよ卒FIT出てきますね。この流れでいろんなサービスが出てますが、1つ頭の体操をしたいのが、
https://www.energy-choice.jp/
です。
えねちょ
これ
卒FITユーザーが地域新電力などの小売電気事業者に0円売電
小売電気事業者が有料で小売供給
という流れですね。
ここで面白いのは、
小売電気事業者は理屈上、発電コスト0円で料金設計が可能
極端な話ですが、
15円の電気が
発電コスト9円+託送料4円+管理コスト2円
だと仮定すると、
実質6円での提供が可能!
になります。
これがなんなの?
みたいな話ですが、
ここからテキトーに妄想してみます!
0円売電(発電→小売)
6円小売(小売→需要家)
4円託送支払(小売→送配電)
という感じでしょうか。
本来なら
9円売電(発電→小売)
15円売電(小売→需要家)
ですね。
これ、発電も需要家も法人だったらどんなことが妄想できますか??
例えば
発電→営業会社の屋根上太陽光発電(余剰売電)
需要家→ドコモ施設
だとしましょう。
発電会社の売上が▲9円になりますね。
需要家はコストが▲9円になります。
これだと発電会社が損してるだけになります。そこで
需要家から発電会社へ何か還元が必要ですね!
ここで、ドコモだとして
携帯のデータ追加権で還元
したらどうでしょ?
https://www.nttdocomo.co.jp/support/1gb_option/?icid=CRP_CHA_gigaho-2_to_CRP_SUP_1gb_option
1kWh(9円相当)あたり、90MBプレゼント
はどうでしょう?
発電会社がドコモの業務用スマホを利用している場合、メリットとしては
1MB=1円
換算ですね。
仮に
1kWh=90MB=90円相当
のメリットとなりますね。
ドコモとしては、90MB追加提供するコストと、9円の電力コスト削減メリットを比較することになりますね。
仮に90MBが難しいとしても、9MB以上の提供ができれば発電会社としては、通信料の削減メリットがあるので、ここは追加オプションですでに設定してることも考えると確実にできそうですね。
これって、
発電会社と需要家で相互にほしいものがあれば、金銭をかまさず物々交換のほうが両社のメリットが大きくなる可能性が高い!
とも言えそうかと。
このあたりを応用すれば
イオン、セブンイレブンが、電気を寄付してもらう代わりにそれ以上の商品を配送
みたいなサービスも考えられますし、
電気が金銭の部分代替
にもなりうるかと。
例えば、女性で化粧であれば、
化粧メーカーに電気を寄付して一定金額に達したら化粧品を返礼
とか、美容院、駅、航空会社へ電気を寄付したら、
カット無料、定期無料
などの還元はありかもですね。
実は税務処理的なものを考えると、もっと面白い論点が出てくると思います。
https://www.tkc.jp/consolidate/chudaiken/topics/20150522022034
EVシェアの会社だとしても、いくらかの寄付で、◎キロの無料移動プレゼントとか、、
お金を敢えて絡ませない取引
はトークンエコノミー的な発想で面白いかもしれないですね。
是非皆さんも妄想してみると面白いと思います!
電力関連を中心にほぼ毎日気づきを書いてます!少しでもお時間があれば立ち寄ってご一読いただけると嬉しいです!