『RDR2』批評 それは「偽物」から「本物」を取り戻す物語
『Red Dead Redemption 2』は紛れもなく2018年を代表するビッグタイトルだ。
桁違いの開発規模、桁違いの売上、桁違いの評価。何より筆者自身、ゲームで久しく得られなかった感動を与えてくれた『RDR2』は最高のゲームだと思う。
一方、日本での評価はあまり高くない。もっさり気味の操作性、過酷で二転三転する物語、複雑な時代背景、総じてこの作品は極めて難解である。
だが、こうした批判が集まりがちな要素にも、それが必要なだけの理由がある。この難解さこそ『RDR