人と話していると本が読みたくなってくる現象

 衝動の話をしよう。
 たまに人と話していると、急に本が読みたくなってくる現象に襲われている。よく話す友人ではそんなことはない。初めて会った人や、仕事上で話す他社の人や、知らない仲なのに急に話してくる人だと起こりやすい。何故だろうか。
 友人とは起こらない所を見ると、これは一種の逃避なのだろうか。起こりやすい人というのは、つまるところ良く知らない人。未確認生命体みたいなものだ。知らないから恐れる。その逃避として、俺は自己の殻にこもれる読書を選ぶのだろうか。
 しかし、何故読書なのだろう。他の事でもいいはずだ。例えばゲームや音楽、そういうものでもいいはずだ。だが、決まって読書となる。何故だ?
 読書とその他の違いは何か。文章の多さか? 単に積んでるものが多いから、うまくいっていない時間への消費の恐れか? または読書も作者との会話と捉え、そっちの方が楽しいと感じているからか? それとも、書を知識の集合体として捉え、そこに助けがあると期待しているのか?
 思い浮かんだ可能性はいくつもあるが、結局わからない。というかこんなの正解のだしようあるのか? 今日の夜はこれを思い出してしまい寝れないかもしれない。誰か考えない方法を教えてくれ。
 

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