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第1回目【いずれはいずになる】

わたしは子供の頃、周りのクラスメイトと話すことが苦手で、苦しかったので逃げ込むため、自分を守るために教室の隅で図書室でよく本を読んでいました。
読み始めると自分の孤独や疎外感。自分の苦しみとは全く関係なく、どの物語も面白くて登下校やバスの中、歩きながらも無我夢中で本を読んではよく転んだりする子供でした。

あの頃。本の世界は少なくとも私を救ってくれたし、今も五体満足で生きていけてるのは本のおかげのところもあると思います。

中学生の頃になると音楽もよく聴くようになります。音楽は私の狭かった世界をググッと広げてくれました。その音楽の話で今でもお付き合いのある友人とも巡り会えます。
好きなバンドは私の心の支えになり、そして今でも大好きな音楽になりました。

ふと、わたしは気づいてしまうのです。
わたしは本を読むのは好きだけれど、得意ではないのだなぁと。わたしなんか周りの人に比べたら本当に沢山本を読んでいる人達ばかりだなぁと。
(それにどうしても偏ったコンテンツの小説ばかり読んでしまう始末)


大人になりたいと思っていた子供だった頃。一生懸命に読んでいた物語も歳を重ねる事にだんだんわたしは読まなくなっていきます。
でも、ふとした時に思い出してはまた物語を読もうとも思うのです。

30歳を超えた今はかなりのスローペースではありますが物語を読みます。本棚には積読となってしまっている作品もチラホラと並んでいますが、私のペースで読めていけたらそれでいいと思うのです。

20歳を超えてからは知人に勧められた乙女ゲームのシナリオにもどっぷりと夢中になってしまいます。今も『夏空のモノローグ』という作品を読んでいます。
このシナリオを書かれている西村悠さんのことをずっと女性の方だと勘違いしていました。
(夏空のモノローグ10周年記念本のコメントを読んでいて主語が【僕】だったことで気がつきました。)
しかし、私は昔から女性の方の恋愛小説よりも男性の書かれる恋愛小説の方が好きな気がします。
恋愛ソングでもそんな気がします。
理由はよく分かりません。
答えがわかる方がおられたらこっそり教えて欲しいです。

私の中では乙女ゲームも読書の一環です。
文字数は小説に比べるとだいぶん少ないのかもしれないですが、どの物語も私に勇気をくれて、そっと背中を押してくれるのです。
不思議なことに乙女ゲームをしても恋愛力は上がらないし、むしろ遠のいているような気がします。
だから……未だに得体のしれない感情を引きずってるのかもしれません。

今では見よう見まねで自分でも物語みたいなものを書いたりしています。しかし、難しい。難しい。文章を書ける人たちの事を心から尊敬します。

誰かのための物語と言うよりは自分を救済するための物語なのだろうと思います。
大層なことを申しておりますが、中身は……書いている私もとっちらかっている為、書けなくなります。

しかし書かないといけない思うので続きを書きます。

アメーバブログがログイン出来なくなってしまったので、こちらにその続きを綴っていけたらいいです。

今年は……転職も決まっているので、心機一転。できうる限り本を読みたいと思います。


それでは。

記念すべき第1回目は決意表明でした。

なつな

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