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辛いのは気の持ちよう

 とか言ってるけど、気の持ちようだったら苦労はしない。っていうかなんだよ気の持ちようって。まるで「辛い」って思うことがいけないことみたいじゃんか。

 そんなことを思ったのはまだ大学生の時。学院に行くか、就職するかの2択を悩み、卒論に追われる日々の真っ只中。

 辛い。

 親に相談した。鬱かもしれない。精神科に行きたい。相談した。
 だけど、みんな経験してるから、自分も通ってきたから、世間体に悪い、気の持ちよう…

 なるほど〜。聞く気はまったくないんダネ?

 ということで親に相談するのはやめさせた。
 心が保たないし、息子でありひとりの人間である彼を、真正面から見てくれないからやめさせた。

 いつからだろうか。正面から見てくれなくなったのは。いつからかは知らない。
 だけど、見ていないのは感じていた。

 こうやって文章で綴る言葉に重みは無いし、乗せる必要もないから別にいいんだけど、せめて親からは、自分という存在を見てほしかった。

 今となっちゃ諦めてるガナ。

 それに…心の中にもう1人いる、てのを伝えたら、怖いとか言われたし。
 だから親にはもう言ってない。

 理解されない時代なんだろうなぁ。

 なんかフクザツ。

 はぁ…プリン食べたい。

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