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2021年4月の記事一覧

【絵本】『ともだちのいす』内田麟太郎(文)おくはらゆめ(絵)
食物連鎖を通して友達とは何かを考えるという斬新さ。王道なんだけれど斬新に感じた。絵は可愛いらしいけれど、登場人物の居方・目線がリアルに感じた。そのリアルさはスリリングにさえ感じた。可愛い絵のタッチであそこまでのギャップ

【絵本】『ちいさいきみとおおきいぼく』ナディーヌ・ブラン・コム(文)オリヴィエ・タレック(絵)礒 みゆき(絵)
相手の素性が分からなくても、出で立ちだけで理解し合えるっていいな。大きさが違うから、わかりやすく違いはあるけれど、だからこそ見ようとしないと見えてこないのかなと思った。

【絵本】『ぼくたちが越してきた日からそいつはそこにいた』ローダー・レヴィーン(文)エドワード・ゴーリー(絵)柴田元幸(訳)
ぼく(兄)という視点で文章は書かれていて兄は弟の行動を語り、弟と「そいつ」の動向を語る。絵は兄の視点とは別の視点で描かれている。