【上海記録】住居が突然封鎖になった話#2 END.
7月5日
窓からは日常を取り戻した景色が見える。
今日から2日間、リモートワークが始まった。
住民WeChatグループは常にだれかがメッセージを送っているが、ある小区が封鎖になったとか、ある商業施設が封鎖になって人が閉じ込められているとか、そういう内容だ。
5日のPRC検査は16時から17時までに行われる予定だったが、お医者さんの到着が遅れたらしく、始まりの号令がかかったのは18時を回った頃であった。
名簿をチェックする人、健康云をスキャンしてボトルを渡す人、採取する人、住民WeChatグループに「次は10階の人下りてきてくださーい」と音声メッセージを送る人。出入口にはそういった作業をする10名ほどの、防護服姿の人がいた。
6日
うまくいけばリモートワーク最終日。
住民WeChatグループでは、本当に今日解除されるのか?という不安な声が上がっていた。この頃、封鎖になった小区が増え始めていた。
実際、私の友人も濃厚接触者が出たために14日間の封鎖が決まったと連絡があった。
そんな不安はフラグになることはなく、14時にあっさりと解除された。
解除にはなったものの、その後健康観察は続くし、1,2,4、14日目のPRC検査はやらなければならない。
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