過去に見た夢の日記の紹介10

投げ銭スタイルで全文無料となっています。

以下は、2010年1月16日に見た夢の日記をmixiから転載したもの。

 ちょっと不気味な夢でした。

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 どこかの家。自分の家ではなく、昔よくいった従姉妹の家のイメージ。私は、ちびっこの相手をしている。誰かははっきりしないが、親戚の子っぽい男の子。肩車をしてやると大はしゃぎ。

 いつの間にか、どこかの遊園地にいる。ディズニー的なものではなくて、見せ物小屋とか屋台が並ぶ砂利敷きの広い園内。浅草とか上野公園の雰囲気。
 露店で商品をよく見たくて、バックパックを置く私。バックパックだけは、やけにリアル。ずっと使っているやつ。
 しかし、特に気に入ったものはなく、なにも買わずに砂利を踏んで園内を斜めによぎっていく。
 途中、包帯で巻いた腕の肘から先をぐりぐりと斜めに円錐状にまわしている機械の人形を置いた露店を見かける。動いている人形だけでなく、じっとうつむいて動かない人形もある。人形たちは白い肌着で腹巻きをして、すててこみたいなのをはいて全体的にしろっぽい古くさい格好。人形と言っても蝋人形的な不気味にリアルなやつ。背景からも、その姿勢からも、昔、上野公園で見かけた傷痍軍人に見えてくる。ていうか、全員があのケロロ軍曹みたいな帽子をいつの間にかかぶっている。なのに、1人だけは虚空を見つめて腕をぐりぐりと回し続けているのだ(あそこにいた傷痍軍人につきものだった空気オルガンとかアコーディオンの動きではない)。
 足早に通り過ぎながら、嫌な予感に襲われる。
 ハッとバックパックを置き忘れているのに気づく。
 パソコンもなにも、大事なものが詰まっているのに!
 あわてて戻って取り戻そうとするが、砂利に足を取られて進めない。
 人形の腕は回り続けている。
「これは夢なのだ」とわかっている私。「夢ならば、取り戻すことも容易なはず!」そう思うと、あっさりとバックパックを引き寄せる。夢の中で、夢でよかったと思う。
 それでも腕は回り続けて……。
 気味が悪くて目が覚めた。

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夢に投げ銭ってのも何だが、せっかくの傑作だから投げ銭スタイルで。

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