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映画を2つ観た

 どちらもレイトショーで観てきた。
 『ミーガン』は県民の日に京成ローザでポイント使用で。
 『ザ・フラッシュ』は翌日、会員デーのユナイテッド・シネマ幕張で。

●ミーガン
 予告映像を観たときから楽しみにしていたホラー映画。
 人形の不気味さというのは洋の東西は関係なく昔からあるし、チャイルド・プレイのチャッキーみたいな有名キャラクターもいるが、この手の人形はみんな、呪術というか魔術というかとにかく非科学的な原理で動く連中だ。
 一方で、科学的な「人間の作り出したもの(人工知能など)が反旗を翻す」系のホラーも、フランケンシュタインとかから数えれば連綿と続くテーマ。
 ミーガンは、この2つが見事に融合している点で、素晴らしい。
 しかも、反旗を翻す動機が「お友達を守りたい」という情念に近いものだったりするし。まあ、最終的には利己的な生存と野望に目的が転換していくわけだけど、ミーガンからしたら「裏切られたから〜」って感じでもあるんだよね。
 もうひとつ素晴らしいと思ったのは、ミーガンの外見の演出。
 というのは、まず間違いなく意図的に不気味の谷の境界線上にくるよう計算して作られているのだ。で、すごく可愛いく見える瞬間と、人間ではない不気味に見える時とを使い分けていて、不気味の谷を行ったり来たりするものだから、こっちは2つの違うドキドキを味わえる。
 なんというか「不気味の谷にかけた吊り橋効果」って感じ。
 ロボコップやターミネーターっぽい演出もあったりして、そのへんも楽しめた。
 ただ、最後のあれはちょっとありきたりというか、「だと思った」でしかなかったので、もう一捻り欲しかったなあ。
 私はてっきり、あの産業スパイが流したデータによって、ライバル会社が廉価版の量産に入っちゃってて、ミーガン以上に容赦ないやつが市場に出回ってヤバい……みたいなことを暗示するラストが来ると思っていたので、「なんだ、あっさりだな」と拍子抜けしたところがあった。

●ザ・フラッシュ
 ドラマのフラッシュは好きで観ていた。スーパーガールのほうが好きだけど。
 ただ、DCのドラマはこの2つ以外のはどうもシナリオが適当というか練れてない感じがして、楽しめなかった印象がある。
 映画のほうは一応、DCもほとんど見ていると思うのだけど、「見ておくか〜」ぐらいのテンション。もともとマーベルのヒーローのほうが好きなもので。このへんの熱量の違いは、私の場合「ライダー>ウルトラ」なのと似た感じ。
 で、今回のフラッシュは、タイムスリップもの。
 評判良くて、実際よくできていてい面白いんだけども、ストーリー的に「三歩進んで三歩下がる」みたいな感じなので、私は虚しさも感じてしまった。もちろん、フラッシュ自身の成長と問題解決は成されているわけだけど。
 超高速の描写、よかった。ただ、超高速ヒーローの演出で一番好きなのは今でもX-MENのクイックシルバーなんだけど。
 今回のスーパーガールもかなり良かったが、とにかくカーラが可哀想すぎる。
 あと、やっぱり私はドラマのほうのスーパーガールが好きなんだよなあ。
 そして、この映画で一番の魅力はバットマンだ。昔の映画のバットマンを思い出したもの。あのバットマンを知っている者にとっては、最高にカッコよく感じられる。
 このお話って、なんだか「DC版のバック・トゥ・ザ・フューチャー」なんだよね。
 フラッシュが能力を取り戻そうとして雷を落とそうとバットマンが凧を上げるシーンは、完全にマーティーとドクのあれだもの。
 だからこそ、バック・トゥ・ザ・フューチャーの主役が誰かで揉める展開が活きてくるんだよね。
 というわけで、今後DCがどうなるのか……興味はあるが、まあ生温く見守ろう。

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