餅をもらう

 今日は節分だというのになぜか自治会の餅つきがあって、つき終わった頃に行くと餅が2パックもらえる。
 行かない人はもらえない。列に並んで、餅つきを眺めているとローマ市民のような気分になる。
 外は寒いし、並ぶの面倒くさいし、もらいに来ない人もいるのだろう。
 なんだか不公平な自治会費の使い道だなあという気もするが、災害時のための煮炊き用の備品の使用チェックや演習を兼ねているので(持ち回りで、使用経験者を増やす目的もあるらしい)、まあいいかなと思う。

 私は、毎年そんな早くに起きられなくて、目覚めた頃には餅の配布が終わっているのだが、今年はなんとかもらって来られた。
 三種類のなかから選べるんだけど、大根が高騰してるから今年は辛み餅はなしなんだってさ。
 だからといって、きなこや餡子はどうもなあ……。
 で、しかたなく白い餅をもらってきて納豆で食べたよ。

 しかし、この地域も高齢化で、餅をもらいに来る人も餅をついてる人もお年寄りが多い。
 正月に続いて、危険な餅を食うわけか。すげえな。
 なんてことも思ってしまうのであった。

 べつに問題提起とかする気はない。
 単に「やはり、つきたての餅は美味いなあ」というだけの話。

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