ガルパン最終章 四話

 先週の金曜日、昼すぎの回を京成ローザで観てきた。
 ムビチケを買ってあるが、それは二回目に使うことにして、今回はその場でチケット購入した。
 あんまり細かい話をする気はないが、ほんの少しでもネタバレしたくない――って人は、鑑賞後に読んでください。





 前回の絶体絶命のピンチの作り方が、「いきなり隊長が脱落!」という、これまでのガルパンの試合構成にはないものだったので、さてどうするのかな〜と思っていたが、「なるほどそういうことか!」と納得した。
 今回の表向きの隊長が「突然奮起して大活躍〜」とかいう流れではなくて、判断力のあるトップが次々とやられたあとで、次代のリーダー候補が才能の片鱗を見せていく〜という展開。ここへきてこんなもの見せられたら、まだまだ続編が観たくなってしまうではないか! たまらんぞガルパン。

 司令塔となれるヘッツァーがやられてからも、追い詰められていた側が追い詰める側に変わるまでの攻防とか、スナイパー排除までの流れとか、これでいよいよ決着か~と思ったら、継続の隊長がさらに次の手を用意してて――という感じも実によかった。
 それにしても、今回はポルシェティーガーがやたら活躍していた気がするなあ。いいぞいいぞ。
 そして、黒森峰と聖グロの一戦。どっちが勝ち上がっても大洗との因縁があるから、どっちが勝つかわからない〜といううまい作りに感心した。もちろん、島田愛里寿が登場した瞬間に、「あ、聖グロが勝つのね。可哀想なエリカ」とわかったけど。
 でも、そこの演出も、愛里寿がいる聖グロに対して、代替わりした隊長で戦った黒森峰がぎりぎりの惜敗――というエリカの面目も保つ形でバランスの取り方で、よい。
 私はかなりスポーツもの目線(それもドカベンとかのノリ)で見ているので、こういう細かい展開にいちいち涙してしまう。
 というわけで決勝は、まだ戦って一度も勝てていない聖グロとの戦い&姉の助力なしでの島田流との再戦となったわけだ。
 これは、次回もたまらんね。
 どうなるんだろうな。
 そして、それはいつ見られるのかな。

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