『クワイエット・プレイス』と『イコライザー2』の感想

 Amazonプライムと、レンタルとで観た。

クワイエット・プレイス

 映画館で予告を見たときは、「なるほど! そういう状況か。それでどうなるんだ?」とワクワクしたのだが……。
 ううむ。なんだろう。それ以上のものが本編になかったような気がしてならない。
 もちろん、つまらなくはないのだ。アイデアは斬新だし、見ている間ずっと耳をそばだててしまうし、日本語吹き替えなのに字幕見てないといけないし、その辺はすごいと思うのだが……。そのアイデアだけだ。それでいいのか? そんな気がしちゃう。だからなんだろけれど、細かいとこに「えっ、それでいいの?」とツッコミたくなってしまう。気に入れば目をつぶるような部分が気になってしまう。あと、色々と「サイン」しているよね。

イコライザー2

 ちょっとネタバレするので注意
 ザ・ファブルを観た後、ちょっと観たくなって借りてきた。
 1が面白かったので期待していた。
 2の出来も期待通りで、1の雰囲気のままの続編なのは好印象だった。
 今回も、人知れず困っている人を助け、悪人を懲らしめていく(極悪人は死を持って償う)主人公の物語。
 ただ、前回と違って今回は、1で出てきた主人公の以前の仕事(CIA)の関係者で友人だった女性が陰謀に巻きこまれて殺され、その真実の解明&復讐がメインストーリーとなる。やがて意外な敵の正体が明らかとなり、彼らに制裁を加えるために戦いを挑むのだが……。
 今回は身内での殴り合いって感じなので、ラストのお仕置きタイムも前ほど痛快じゃないんだよね。かつての同僚たちを次々と殺していく感じが、なんか辛い。
 特にその同僚の奥さんと子供に会いに行ったりしているだけに、心が痛むのだ(とかいいつつ、子供に気に入られて彼女たちをさりげなく盾にして、旦那とその仲間の工作員たちの前から立ち去るシーンは実に良かったが)。

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