過去に見た夢の日記の紹介5
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日記の中でも注釈で述べていますが、私は「進撃の巨人」を読んだことがありません。アニメは何話か見ましたがこの日記の頃にはやってませんでした。
以下は、2012年12月26日ごろに見た夢の日記をmixiから転載したもの。
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昨日とは打って変わって、ちょっと怖いけど変わった夢を見たので記録。
人々が都会で暴れる巨人に襲われるという内容の映画を見ている……はずが、いつの間にか自分も映画の中にいる、という夢。
都内のどこかだと思うが、微妙に現代ではなく昭和の東京の街並み(平成だとしても、せいぜい平成ガメラ辺りの雰囲気)な気がした。恐らく、色々な昔の怪獣映画の記憶が影響しているのだろう。
突然、歩行者天国かなにかで怒りの声を上げてビルが壊れ、人が吹っ飛んだりする。どこかに怪獣がいるらしいのだが、カメラがゆれて映像は映らない。
やがて、口伝えにそれが急に巨大化して凶暴化した女子高生が暴れているのだとわかってくる。ちらっと、ガード下から垣間見えた半裸の女性(女子高生?)は、目が血走って謎の怒りに満ちた表情で、ひどい悪態や意味不明のうなり声を上げてビルの壁を素手で殴っている。そのときは、フランケンシュタインの怪物ぐらいのスケールだったので、被害も上から瓦礫が落ちてくるというよりは、脇へはじけ飛ぶ感じ。怒りの感じは「28日後」のような理解不能の激しい怒り、というイメージ。
見ている間に、だんだんと彼女は大きくなっていく。
そして、逃げまどう人々が映し出されている間に、ズンと足だけが映って何倍にも大きくなっていることがわかる。
そいつが暴れ回るせいで被害に遭う人々の残酷な描写や、気の狂ったような非論理的な考えのもとに、物凄い形相で人々を襲う巨大女。しかも彼女が顔を歪めて「ぎゃーっ」と叫ぶと、熱波のようなものが飛んできて辺りが火の海になるのだ。
「うわっ。これ怖い映画だなあ……」と、怖くなってくる。
と、そこへ同じようなほえ声というか悪態というか「こらーっ」というような声と共に、同じような、怒り狂った巨人が反対側から現れ、映画を観ていたはずの自分も逃げ回る羽目に。なんと、映画館の壁がくずれて、巨大な「いかりや長介」が暴れこんで来たのだ。姿形がいかりやなだけで、こいつも敵。そして同じように、だんだん大きくなるのだな……とその後の展開を予感しながら、必死に逃げる私。
口から火を吐く二人の気の狂った巨人。
遠目に姿が見えても怖いし、近寄られてはますます怖い。
うわーっ! こわいよ~っ!
と、思っていたら、宅配便のチャイムで目が覚めた。
二度寝したら、その応用編のような夢を見たのだが、それは断片のみ。
・自分はなぜかSPの人たちと一緒に行動している。
・SPそのものではなく、顧問というか何かの専門職として助言するために随行しているだけらしく、SP連中からは多少疎まれている感じ。
・皇室の誰それの警護についていって、なぜか式典の前列にいる私。
・しかも、私はVIPの前でマンガを読み続けている。
・と、ここまでの間もずっと無言で私に反発していたSPの若い男が、グイグイと押してくる。「なにするんだよ」と小声で言うと、男が「失礼だろうが!」と大声を上げた。そのまま怒りがおさまらず、暴れ始め、だんだんと巨大化していくそいつ。
・「こいつがそうです! 早く対処を!」と冷静に指示する私。どうやら私は、誰が例の「怒りの巨人」になるのかをあぶり出すため、わざとこの場で失礼な態度をとっていたらしい、とわかる(それにしちゃ、あのマンガも面白くて集中して読んでいたが)。
と、ここで目覚まし時計のアラームが鳴って目が覚めた。
※ちなみに私、「進撃の巨人」を読んだことはありません。
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