マガジンのカバー画像

「超時空薄幸児童救済基金」ひとりPBM

40
奇妙な慈善団体に寄付をし、異世界で暮らす恵まれない少女の後見人となった「私」の日記。少女から届いた手紙(と、それを読んだ『私』の考察)の部分が有料となっています。 1~3話のお得…
運営しているクリエイター

2014年6月の記事一覧

超時空薄幸児童救済基金・2

#小説 #連載小説 #ゲーム ※はじめに 【このシリーズの解説】  マガジンの初めにも簡潔に説明していますが、奇妙な慈善団体に寄付をし、異世界で暮らす恵まれない少女の後見人となった「私」の日記です。  私信(毎月、少女から届く手紙)と、それを読んだあとの「私」の感想部分が有料となっています。時々、次の手紙が届くまでのインターバルに、「私」が少女への短い返事を送るまでの日記が書かれることがあります。こちらは、基本的に全文が無料となります。  第一回から読む場合はこちら

有料
100

超時空薄幸児童救済基金・2のRe

#小説 #連載小説 #ゲーム ※このテキストは「超時空薄幸児童救済基金・2」の有料部分の続きです。手前部分はこちらになります。https://note.mu/izunohiranari/n/n79d8b58d6529?magazine_key=m4e5b246a40ca  少女からの二度目の手紙が届いてから何日か過ぎたが、最初の手紙のときと違い、私はもう彼女の後見人であることを忘れたりはしなかった。  というより、連絡役の男が来るのを待ちわびていた。ようやく彼が現れたと