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毫摂寺楽

毫摂寺専属の楽人組織。

正確な発足年は不明ですが、少なくとも明治初頭には、真宗出雲路派 本山 毫摂寺の専属「毫摂寺楽」として雅楽を担ってこられました。この「毫摂寺楽」は福井県越前市真柄町の門徒10名からなり、代々この真柄町の者が口伝にて受け継いできており、古くは「真柄楽」とも呼ばれていました。

そもそも雅楽とは俗楽に対する言葉で、正統の音楽を意味しており、ほぼ10世紀(平安時代中期)に今日の形に完成した日本において最も古い古典音楽であります。日本最古の音楽である雅楽に携われる事は、名誉であり、また、本山 毫摂寺の専属楽として誇りを持って日々精進されております。

□使用楽器
篳篥(ひちりき)、笙(しょう)、龍笛(りゅうてき)
鉦鼓(しょうこ)、釣太鼓(つりだいこ)、鞨鼓(かっこ)

□主な出仕法要/行事
・御正忌報恩講(11月22日〜28日)
・大寄り(8月27日〜28日)

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