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黄金色に輝く恐ろしい爆弾

こんばんは、いずもです。
前回の投稿からえらく久しぶり⋯1ヶ月ぶり?ですかね。
筆が乗ると折れるタイプの駄作家なので、このくらいの頻度が僕らしい。
いや少しは続けろって話なんだけど。
思想が強くて行動が曖昧な穏健派活動家なんで、適当なリズムを刻みながら生きております。
さて本題。
Twitterを見てる人は知ってるでしょうけど、匂宮いずも、発達障害イベントというのをやっていまして、今年で5年目です。活動内容としては当事者会や発達障害バーというものです。まぁそのあたりは本題でもないし、いやある種本題なのか。
コロナの緊急事態宣言や蔓延防止対策等以外はだいたいやってるんですけど、最近発達障害以外の併発する疾患にも目を向けていて、最近では多重マイノリティやダブルマイノリティという言われ方をしますね。
で、いずもはそういった方々を迎え入れるイベントを開催しているわけなんですが⋯どうも難しい。
まず人が入らない。多くて6人、誰もいない日もある。多分告知の問題でしょう。
次は出し物。フードを出してるんですけど、人が来なければただのデッドウェイト、経済的にも帰りの荷物にも疲れる。
最後、世界観。開催してるのは逃げbarという、横浜に在る真っ白な空間なんです。
僕は僕で独自の世界観が当然あって、それをもとに開催してるのですが、どうにも薄いんです、存在が。
具体性がない。存在も存続理由も曖昧。
やってもやらなくても変わらない、世界観もない。これじゃ迷走もします。
なので迷走してます。してました。終わりました。多分。
実はこの駄文を書く少し前、梶井基次郎の檸檬を読んたんですね。埃っぽい丸善の空気感を黄金色に輝く恐ろしい爆弾で本棚を中心に爆発したらどうだろうか。ユーモアに溢れる作品です。短編ながら読み応えのある、いい文章。
是非読むことを勧める⋯んじゃなくて、そう、これですよ。僕が言いたかったのは。
世界は僅かな要素で壊せるんです。
本当の爆弾を使わなくても、例えば石ころでも世界は壊せる。そして作れるんです。
僕が開催しているマイノリティイベントの名前はマイノリティbarBLUE ROSE。
青いバラ。由来は自閉症啓発カラーであるブルーと市の花であるバラです。
そして不可能を可能にするという花言葉。
ブルーは癒やしの効果があるとされていて、リラクゼーションでも使われていたりします。
その青いバラなんです。
その花1輪で世界は容易に作れる。
あの真っ白な空間に、青いバラを1輪挿しただけで自分の世界に出来るんです。
こんな面白いことはない。
多分僕以外にはまったくチンプンカンプンで、「何言ってるんだこいつ」でしょうけど、140文字程度ではこの情動を抑えきれずノートに書かせて頂きました。
では、次は明日か、来週か、来月に。

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