世界を変える⋯?

こんちは。珍しく明るい時間に書いてるいずもです。
昨日ちゃんと寝たせいか、頭がすっきり冴えていてとても気分がいい。
これ書いたら書類とか部屋の片付けに精を出して当事者会の告知も作ろうかなって。
やっぱり睡眠大事、薬に生かされている感じは否めないけどよく眠れるのは素晴らしいです。
さて、前置きはこのへんにして。
以前、世界を変える〜って駄文を書いた覚えがあるんですけど、皆様覚えていますでしょうか。覚えてなくても大丈夫です、僕もうろ覚えなので。
発達障害者は世界を変えられる⋯ってたまに聞く(最近は聞かないかな?)ワードなんですけど、たぶん世界を変えるって、いわゆる変革、革命⋯なんですけど、変える側と変えられる側に多大な出血を強いる行為なんです。肉体的、精神的、モラル的にダメージを与える、必殺技が「世界を変える」です。
僕が好きな言葉があって、攻殻機動隊で草薙素子という主人公がテロリストに向かって言ったセリフがありまして。
「世界を変えたいならまず自分が変われ。それが出来ないなら目と口を閉じて耳を塞ぎ孤独に暮らせ」と言ってるんです。
このセリフ、僕は結構好きで座右の銘にしてます。
世界を変えるにはまず自分から変える必要があって、具体的には自分の知識、価値観をアップグレードすることだと思っています。既存の価値観で変えたところで動かす人間が変わっただけで何も変わらない。
そして、世界を変えても人々の価値観が変わらなければ意味がないんです。
例えば近くにラーメン屋が出来たとして、そのラーメン屋の広告を見てどんなもんなのかと食べに行くじゃないですか。
それが自身の価値観⋯この場合だと既存のラーメン屋とは違う趣きだという知識を得て、こういう考えのお店なんだと価値観を変えて食べに行く。ということです。
その結果期待してたのと違えば変えるだけだし、それに価値を見出して通うようになったらあなたの世界が変わったということです。
世界を変えるとは、社会的な変革と人間そのものの価値観のアップデートに他ならない。つまり、社会がどれだけ変わったところで自分が変わらなければ意味がないんです。ただ消えるだけ。
それを分かっていない人が多い印象です。
僕はあらゆる手段⋯フォーラムに出たり当事者会や発達障害イベントを開催したり、テレビに出たりしてますけど、それは人々の価値観を変えることそのものです。
当事者の価値観と健常者の価値観を変えて初めて世界は変わる。
急激な変革はないんです。明日から全て良くなるとかはあり得ない。
ゆっくりと、各々が知らないままに変わっていき、変えられないものが残っていく。
変えられない生きづらさは当然あります。
人間なのでね。それはそれとして置いといて、生きづらさを無くすのではなく軽減する、その考え方こそ今の世の中には大事なのではないのでしょうか。

では、今回はこのへんで。
次回あればまた書きます。
疲れたし一服して掃除しよっと。

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