仙台大観音の化粧直し
今週は歯科とは何も関係ない投稿になりますが、いずみ中山歯科の近くにある仙台大観音をご紹介します。
仙台市民の方ならほぼ皆さんがご存じかと思いますが、いずみ中山歯科からは1.4kmほど南にあり歩くと20分ほどの距離ですが、とにかくひたすら上り坂なので歩くとちょっと大変です。
この仙台大観音は、世界平和、万民豊楽、人類の永遠の幸福を祈念して1988年に着工し1990年に竣工、1991年に開眼法要が営まれたとのことで、御身丈100mで日本一の観音様とのことで、正式名称は「仙台天道白衣大観音(せんだいてんどうびゃくえだいかんのん)」と言うそうです。
その観音様ですが、近年胸や袈裟の裾付近のヒビ割れや汚れが顕著になってきていたので、現在修復を兼ねて補修工事が行われています。2001年にも塗装工事を行ったそうですが、当時は足場を組んでの作業だったそうです。今回は足場を組まずにザイルで懸垂下降しながら修復作業を行っていました。
現在は、真っ白な観音様ではなく、ひび割れを補修する目地がはっきりと見える大変珍しい御姿になっています。雨の日や風の強い日は見られないかもしれませんが、晴れていると観音様からぶら下がって作業をされている方を見られる日もあります。先日の日曜日にも作業員の方が作業をされていましたが、下から小さなお子様が声を掛けて手を振ったところ手を振り返してあげていました。命の危険も伴う作業中にもかかわらず、心にゆとりを持って作業されているようです。
作業終了まで、安全最優先で作業を続けていただいて、また仙台市民や観光客の方に美しい観音様を見ていただけるようにお願いいたします。
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