ペットボトル選びすら手堅い君
ホウセンカの花が咲いた。次男が学校で育てていた鉢を持ち帰ってきていたのだ。茎に寄り添うように、葉の根元に真っ白な花びらが幾重にも重なっている。知らなかった。そんなふうに咲くのか。「秋になると種子が弾け飛ぶ」だけだったホウセンカの情報が刷新された。
持ち帰った鉢に、次男は空のペットボトルをジョウロ代わりにしてせっせと毎日水を与えている。ペットボトルは使い込まれ、いつの間にかべっこりと凹んでいた。「別のペットボトルに替えたい」と言うので、それはそうだろうと、資源ごみで集めている