ル・コント・グット2016

今日は、ドメーヌ・ジュリアン・メイエーが買いぶどうで造ったワイン、ル・コント・グット2016をご紹介します。　

ドメーヌ・ジュリアン・メイエーは仏アルザス地方で、1705年から存在する歴史有るドメーヌ。その当時からほとんど無農薬でぶどうを育てていたそうです。現当主であるパトリック・メイエーの代から完全無農薬栽培に切り替え、1999年から100％バイオダイナミック農法にしています。

2016年壊滅的な雹被害を受けたパトリックは、ぶどうを買うことを決断。アルザスから遠く離れた南仏ローヌ地方のアルディッシュのクリストフ・コントからメルローとシラーを分けてもらいます。３週間の発酵後、アルザスへ持ち帰り木樽で熟成。SO2無添加で瓶詰めしました。

少し紫がかったルビー色。ベリーやプラム、赤紫蘇の香り。いきいきとした酸味と控えめなタンニンが溶け合い、心地よい口当たり。ぶどうそのもののピュアな果実味を楽しむことができます。

「Le Comte Goute（コントの味見）」という名前の上には、TRAITD'UNIONの文字が。これは「ハイフン」の意味で２つの物事の親密なつながりを指すそうです。裏にはふたつの指紋が捺されてあり、「幸せな友情の健全な繋がりから生まれるワイン」と書かれてあります。

健康なぶどうと、そのぶどうの理解者である造り手が存在しなければ、素晴らしいワインが生まれることはありません。アルザスの優れた造り手であるパトリックが感謝の気持ちとともに、ローヌのぶどうで造ったワインです。ぜひお試しください。　

ル・コント・グット2016 - ワインショップいわばえ

【品名】ル・コント・グット2016（Le Comte Goute 2016）
【造り手】ドメーヌ・ジュリアン・メイエー（Domaine Julien Meyer）
【国】フランス／アルザス
【品種】メルロー、シラー
【タイプ】赤 ／ スティル
【商品番号】322

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