ソーヴィニヨン2022
今日ご紹介するのは、仏ロワール地方の造り手、フランツ・ソーモンの白ワイン。ソーヴィニヨン2022です。
フランツ・ソーモンはぶどう栽培者やワイナリーの出身ではなく、森林管理者として長く働いていました。
ワイン造りのためにぶどうの栽培を始めたのは、2002年のこと。最初から無農薬栽培に取り組みましたが、購入したぶどう畑は従来の科学的な栽培方法であったため、転換するのに大変な苦労をしたようです。地道な努力を重ね、2006年にオーガニック認証(エコサート)を取得しました。
2009年からネゴシアンの会社も設立し、ますます意欲的にいろんな種類のワインに挑戦しているようです。
やや緑がかった明るいイエロー。柑橘やハーブの爽やかな香り。口に含むとほのかな発泡を感じます。
こちらのワインで使われているぶどうは、ソーヴィニヨン・ブラン。程よい酸味がじわりと広がり、後から柑橘の皮の苦味を感じます。香木や甘い洋梨のニュアンスも。
厚みも感じられるワインなので、少し重めのお料理にも合わせることができます。やや大きめのグラスでお楽しみください。
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