ケランヌ・ブラン2019
今日は、マルセル・リショーのケランヌ・ブラン2019をご紹介します。マルセル・リショーは、南仏コート・デュ・ローヌに在るドメーヌ。
1974年に創設され、ケランヌ地区においていち早くドメーヌとなった造り手です。1990年代初頭にはすでに評価が高かったマルセル・リショーですが、1995年ごろから今までの造り方を見直し、2001年には除草剤を完全に停止。亜硫酸添加についても無添加、もしくはごく少量に留めているのだそうです。
ボトルの後ろには「土壌の生命を尊重し有機農業で栽培されています。ワイン造りは自然なアプローチを試み、ヴィンテージの個性を消し去る製品や技術は使いません」とあります。また「チーム」に名前が並ぶ最後に、「ぶどうを摘む人たち」とも。
艶のある少し緑がかった淡い金色。白い花やハーブ、アプリコット、オレンジが華やかに香ります。口に含むとこなれた綺麗な酸味が広がり、長く続きます。ふわっとヨーグルトや白胡椒のニュアンスも。オレンジの皮の苦味がほのかに感じられます。
軽めのお皿から、お魚、お肉にも合わせることができるので、お食事の最初から最後まで通して楽しむことができます。
品種がグルナッシュ・ブラン、ルサンヌ、ヴィオニエ、クレレット、ブール・ブラン、マルサンヌとかなり多いのですが、バランスよくまとめられており、一つのワインとして豊かに表現されています。
しっかりとした骨格を持ち、飲み応えのある素晴らしい白ワインです。
【品名】ケランヌ・ブラン2019(Cairanne Blanc 2019)
【造り手】マルセル・リショー(Marcel Richaud)
【国】フランス / ローヌ
【品種】グルナッシュ・ブラン、ルサンヌ、ヴィオニエ、クレレット、ブール・ブラン、マルサンヌ
【タイプ】白 /スティル
【商品番号】405
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