コエノビウム2021
コエノビウム2021、店頭に並びました。ワイナリーはモナステーロ・ディ・ヴィトルキアーノ、「ヴィトルキアーノの修道院」です。
「コエノビウム」もラテン語で「修道院」という意味。ベネディクト修道会シトー派の修道女たちが、ぶどうを無農薬で育て、醸造を行なっています。ジャムやチョコレートの直売と一緒に量り売りのみで売っていたワインでしたが、その美味しさが評判となり瓶詰めして売るようになったそうです。
表ラベルにある説明によると、使われているブドウはトレッビアーノ45%、マルヴァジア35%、ヴェルディッキオ 20%。2021年は激しい熱波があったそうですが、その年ならではの個性を生かしたワインに造り上げています。
艶のある明るいイエローゴールド。グラスに注ぐと、エキゾチックな白い花が香ります。レモンやグレープフルーツの柑橘や、熟した南のフルーツ、カモミールや花の蜜の香り。辛口でしっかりとした酸があり、バニラやナッツのニュアンスが感じられます。ミネラリーでコクもあるワインです。
ラベルに14〜15℃でお召し上がりくださいと書かれてあるように、少し室温に戻したくらいが香りや旨味がより感じられますが、今の時期冷やしめでスタートして、ワインの変化を楽しむのもおすすめです。お食事と一緒にゆっくりとお召し上がりください。
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