トーニ グリューナー・ヴェルトリーナー2021
今日はオーストリアの爽やかな白ワイン、トーニ グリューナー・ヴェルトリーナー2021をご紹介します。
造り手は、ヴァイングート・スールナー。スールナー家はぶどう畑だけではなく、果樹や穀物の畑、豚や羊を飼育している農家でした。現在5代目になるトーニ・スールナーは、ダニエーラ・ヴィーニュとの結婚を機に、より環境に配慮したワイン造りを志すようになります。1997年ビオロジックに完全移行し、さらに2004年ビオディナミに転換しました。
ぶどうだけではなく、虫や植物の多様化と、周りの環境との調和を目指し、農薬や除草剤はもちろん、石油ベースの製品は使用しません。農機具を動かすための油までも、ヒマワリや菜種から取っているそうです。
明るく輝く緑がかったレモンイエロー。フレッシュな青りんご、爽やかな柑橘やハーブの香り。
瑞々しい酸味とミネラルが広がり、ほのかに白胡椒などのスパイスや柑橘の皮の苦味を感じます。飲み心地は軽やかですが、ミルキーなニュアンスがワインに厚みを与えており、飲み飽きしません。
名前の最初のTONIはTasty, Original, Natural, Individualの頭文字から取られているそう。オーストラリア原産のグリューナー・ヴェルトリーナーを使った「個性的で独自性を持った自然な美味しい」ワイン。ハーブや野菜を使ったお料理、揚げ物やグリルのお肉料理に相性ぴったりです。ぜひお試しください。
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