シー・エー・アイ　リースリング・カビネット2018

今日はドイツ、モーゼルからイミッヒ・バッテリーベルクのリースリングをご紹介します。

イミッヒとは、1425年から代々ワイナリーを継いできたイミッヒ家に由来しています。また、19世紀半ばにモーゼル川沿いの急斜面を爆破してぶどう畑を造ったことに因み、バッテリーベルグ（砲兵隊）と名づけられたそうです。このワインのシー・エー・アイとは、その当時のオーナー、カール＝アウグスト・イミッヒのイニシャルなのだとか。

伝統あるこのワイナリーは、1989年にイミッヒ家の手を離れます。紆余曲折ありましたが、2009年ゲルノート・コールマンが経営・醸造責任者に就任しました。
コールマンは以前ファン・フォルクセンにいた醸造家で「新モーゼルワイン」とも言える質の高い辛口ワイン造りの道筋を作った中心人物です。樹齢の高いぶどうを大切に育て、収量を抑えつつ辛抱強く完熟を待ち、手摘みで収穫。野生酵母で発酵させ、微量の亜硫酸以外の添加物を一切使いません。

少し緑がかった艶のある明るいイエロー。レモンや黄色いりんご、ハーブの爽やかな香り。ほのかに桃や蜂蜜の甘い香りも。いきいきとした酸味が柔らかく広がり、豊かなミネラルを感じます。
カビネットという名の通り、イミッヒ・バッテリーベルクのカジュアルなラインですが、しっかりとした造りでモーゼルのリースリングを存分に楽しむことができるでしょう。いわばえのおすすめリースリング、ぜひお試しください。

【シー・エー・アイ　リースリング・カビネット2018 -ワインショップいわばえ】

【品名】シー・エー・アイ　リースリング・カビネット2018（C.A.I. Riesling Kabinett2018）
【造り手】イミッヒ・バッテリーベルク（Immich-Batterieberg）
【国】 ドイツ ／ モーゼル ／ ミッテルモーゼル ／ エンキルヒ
【品種】リースリング
【タイプ】白 / スティル
【商品番号】335

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