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ビアンコ 2019

イタリア、トスカーナのフォルソーニ姉妹によって営まれているワイナリー、サングイネート。昨日は赤ワインをご紹介しましたが、白もおすすめです。

サングイネートは、1958年フェデリーコ・フォルソーニが購入した畑から始まりました。ワイナリー名は、古代ローマとエトルリアの歴史的戦いの中でその土地が血で赤く染まったことから、「血」を意味するsangueに由来するのだそうです。

フェデリーコの死後、畑を引き継いだのは末娘のドーラ。彼女は、ぶどう畑を生き物として丁寧に扱い、自然な成長サイクルを手助けしているのだと話します。畑には除草剤や化学肥料を一切使用せず、有機農法を実践。醸造もほとんどを手作業で行い、伝統的なワイン造りを守り続けています。大変な作業の積み重ねですが、それは彼女にとって「自然」と「この土地」を尊重するものであるようです。
その情熱を共にする姉パトリーツィアが経営に加わり、姉妹でこの地を表現したワインを造っています。

艶のある濃いイエローゴールド。白い花や爽やかなハーブの香り。ほのかにグレープフルーツやパイナップル、蜂蜜の甘い香りも。
時間が経つと、ジンジャーや白胡椒のスパイシーなニュアンスを感じます。
じわりとゆっくり広がる程よい酸味と苦味。塩味のあるミネラルがあります。

粘度があり、アルコール度数も14%。しっかりとした造りですが、飲み心地は柔らか。冷やしたときと、温度が上がってきたときの味わいが違うので、お食事とともにゆっくりとお召し上がりください。

【品名】ビアンコ 2019(Bianco2019)
【造り手】サングイネート(Sanguineto)
【国】イタリア /トスカーナ
【品種】グレケット、トレッビアーノ、マルヴァジーア・ヴェルデ、ビアンカーメ、マルヴァジーア・ビアンカ
【タイプ】白/スティル
【商品番号】640

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