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カルシネール・ルージュ 2018

今日は南仏ルシヨン地方に在るドメーヌ・ゴビーから、カルシネール・ルージュ2018をご紹介します。

ラベルに書かれている「TERROIRS DE CALCE」の文字からわかるように、ドメーヌ・ゴビーはスペインの国境に程近いカルス村の優れた造り手として知られています。
45haもの畑を有し、1985年の創業以来、化学肥料や除草剤を用いず、ぶどうを育てています。収穫に1ヶ月を要するほどの広い畑ですが、加えて自分たちの畑より標高の高い土地や周囲の土地を、40ha以上買い取っているのだそうです。これは雨によって化学物質が自分たちの畑に流れ込むのを防ぐため。また、周りの森を残し、新たにアーモンドやオリーヴを植林することで環境を保全し、強い乾燥した風からぶどうを守っています。

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綺麗な濃い赤紫色。ブラックベリーやチェリーなどの果実の香り。華やかなバラやすみれの香りも。
口に含むと滑らかな酸味とタンニンが心地よく広がり、ほのかに白檀やバニラが香ります。

ラベルの下の小さい文字、「ARTISANS」「VIGNERONS」はきっとぶどう栽培やワイン造りに真摯に向かい合うその姿勢を表したものでしょう。
しっかりとした印象ですが親しみやすく、バランスの良いワインです。「農民であり続ける」と語るゴビーのワイン、ぜひお楽しみください。

【品名】カルシネール・ルージュ 2018(Calcinaires Rouge2018)
【造り手】ドメーヌ・ゴビー(Domaine Gauby)
【国】フランス/ルシヨン
【品種】シラー、ムールヴェードル、グルナッシュ、カリニャン
【タイプ】赤/スティル
【商品番号】572
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