シュベルニー・ブラン ラ・ボディス2019
今日ご紹介するのはエルヴェ・ヴィルマードの特別な白、シュベルニー・ブラン ラ・ボディス2019です。
エルヴェ・ヴィルマードは、フランス、ロワール地方のシュベルニーにあるドメーヌ。1995年に父から畑を譲り受けたヴィルマードは、数年かけて畑を増やし、父と同じようにぶどうを栽培していたのですが、マルセル・ラピエールとティエリー・ピュズラの作ったワインを飲んだことが転機になり、自然な造り方へと舵を切ります。
「カテゴライズ(AOC)には興味がない。自分の造りたいワインを造るだけだ。関心があるのは、クリーンなぶどうからワインを造る、それ以外は何もない」と話すエルヴェ。そのナチュラルなワイン造りは高く評価されています。
いわばえにもいろんなエルヴェのワインが置いてありますが、こちらの品種はソーヴィニヨン・ブランとシャルドネ。樽熟成したもの60%とアンフォラで熟成したもの40%を混ぜて造っているそうです。
少し緑がかった艶のあるイエロー。
白い花や、マスカット、洋梨、ほのかに杏。甘くフルーティーな香りが広がります。バニラや焦がしバターのニュアンスとともにコクを感じます。
粘度があり、しっかりとした酸味とミネラルが長く続きます。バランスがよく、優しく丸い印象を持つエレガントなワインです。
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