ソーヴィニヨン2022
今日ご紹介するのは、ピエール・オリヴィエ・ボノムのワイン。ソーヴィニョン 2022です。
以前は、ピュズラ・ボノムだったこのワイナリー。その名の通り、ティエリー・ピュズラがピエール・オリヴィエ・ボノムと共に興したネゴシアン事業です。
彼らがネゴシアンとしてワインを造ることになったきっかけは、天候によるぶどう農家たちの収穫減でした。ぶどうの栽培について指導し、相場より高い値段で買い取ることで、有機栽培で高品質なぶどうを造る人々を助けることとなりました。
2014年末、ティエリーからピエールが経営を引き継ぎ、現在に至ります。懸命に取り組んできたこのネゴシアン事業をピエールに託したのは、きっとその意志をちゃんと受け継いでくれると確信してのことでしょう。
艶のある明るいレモンイエロー。やや発泡しています。りんごやパイナップルに、南国のフルーツを思わせるフルーティーな香り。花の蜜やハーブの香りが重なります。
口に含むと広がるのは、いきいきとした酸味とまろやかな旨み。ミルキーなニュアンスがあり優しい飲み心地ですが、アルコール度数は13.8%としっかりめ。
柔らかな果実味を味わうことができるソーヴィニヨン・ブランです。
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