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ロートシーファー・リースリング・カビネット2021

今日は、優れたリースリングの造り手、ファン・フォルクセンのロートシーファー・リースリング・カビネット2021をご紹介します。

ファン・フォルクセンは独モーゼル地方のワイナリー。1990年頃には世界的に評価されていましたが、20世紀末に経営破綻してしまいます。その後、現オーナーのローマン・ニエヴォドニツァンスキーが購入してからは、醸造施設を新築し品質管理を徹底しており、モーゼルのリースリング全体の名声復活に大きく貢献したそうです。

ワイン名にある「ロートシーファー」は「赤い粘板岩」という意味。このワインのぶどうは、モーゼルの中でも優れたリースリングを産むとされているザール地方のもので、鉄分を多く含んだ土壌で育ちます。
ファン・フォルクセンはぶどうの収量をとても抑えており、また地域で最も遅い時期に収穫すると言われています。多いときは3回に分けて収穫するのだとか。

やや緑がかった澄んだ淡いイエロー。白桃や洋梨の甘いフルーツの香り。白い花や花の蜜の香りも。口に含むと、柔らかくきめ細かい酸味が広がり、上品な甘みが感じられます。
カビネットでアルコール度数は9.5%と低めですが、豊かなミネラルを持ち、しっかりとした厚みを持つリースリングです。

【品名】ロートシーファー・リースリング・カビネット2021(Rotschiefer Riesling Kabinett 2021)
【造り手】ファン・フォルクセン(Van Volxem)
【国】 ドイツ/モーゼル
【品種】リースリング
【タイプ】白/スティル
【商品番号】A734

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