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いわばえワインリスト

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ワインショップいわばえにあるワインリストです。その他、食品や雑貨等のご紹介も。
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2022年10月の記事一覧

ピノ・ブラン2021

今日は仏アルザスのピノ・ブラン2021をご紹介します。造り手は、アルザスにおいて有機農法の先駆者とも言えるピエール・フリックです。 ピエール・フリックは、ジャン・ピエール・フリックと妻のシャンタル、その息子トーマスが経営するワイナリー。1970年に有機農業にシフトし、1981年にビオディナミ農法を始めています。ぶどうの収穫は手作業。空気圧プレスで、粉砕せずに全房丸ごとプレスされます。もちろん、発酵は天然酵母で行われ、醸造時に亜硫酸塩は添加されません。 ピエール・フリックの

ヴィルヘルム・テル アプフェルティッシュヴァイン2021(1000ml)

ドイツ、ラインヘッセンの造り手、ロレンツからアップルワインが届きました。 ドイツでビールと同じように親しまれているのが、このアップルワイン。シードルと違って泡がなく、アルコール度数も6.5%と低めです。現地では大きなピッチャーで出てきて、これまた大きめのグラスでごくごく飲まれています。インポーターによると、元々は地元消費用に造られたものだということで、使われている瓶もリサイクルガラス。たっぷり1リットルです。 程よい酸味と柔らかい渋みがが心地よく優しい飲み心地。ほのかに甘

ロザート・ルネッラ2021

ラ・トッレ・アッレ・トルフェのロゼ、ロザート・ルネッラ2021が入荷しています。 造り手は、ジャコモ・マストレッタ。ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネの醸造責任者として注目を浴びていた人物ですが、2016年にオーナーの会社の経営破綻によりワインを造る場所を失います。その後、「健全なぶどうの栽培に何よりも重きを置き、近代技術による介入を極力行わない」という共通した考えを持つラ・トッレ・アッレ・トルフェに招かれ、2018年から醸造を始めることとなります。 品種はサンジョベーゼ主体

トゥーラ・ブランコ2020

トゥーラ・ブランコ、2020年が入荷しています。 造り手は、ポルトガルのトゥーラ。
ヴィーニョ・ヴェルデ地方での赤ワインの伝統を復活させようと始まったワインプロジェクトですが、白ワインもまた新しい表現で造られています。
 地方名でもあるヴィーニョ・ヴェルデとは、この地方で造られる早めに摘んだぶどうから造られる低アルコール、微発泡の白ワインのことです。トゥーラ・ブランコは、それと同じぶどう品種が使われていますが、よりミネラリーでしっかりとした造りとなっています。 艶のある

ピュール ジュ・ド・レザン ブラン ペティヤン

今日はワイン用のぶどうでできたジュースをご案内します。ピュール ジュ・ド・レザン ブラン ペティヤンです。 造り手は仏サヴォワ地方のワイナリー、イヴ・ジラール・マドゥー。1960年代にシニャン村でぶどう栽培を始め、現当主イヴ・ジラール・マドゥーで4代目。1988年から畑を引き継いだイヴは、環境への影響を考え、2000年から減農薬栽培に着手。2008年に除草剤の使用もやめてしまい、当時父の怒りをかったといいます。「畑仕事をすればするほど、ワインは美味しくなる」と話すイヴは1年

【入荷予定】ロモランタン2017

【入荷予定】ラ・ミエット2020

【入荷予定】ジャッカス 2020

【入荷予定】ブレフ・ド・コントワール 2021

【入荷予定】シュヴェルニ・ルージュ2021

【入荷予定】ピノ・ド・ラ・ロワール2021

ミュラー・トゥルガウ2021

今日は今の季節にぴったりの白ワイン、リンクリンのミュラー・トゥルガウ2021をご紹介します。 リンクリンは独バーデン地方に在る家族経営のワイナリー。ライン川のすぐ近くにかつて火山だったカイザーストゥールという小さな山があり、その麓に位置しています。ここはローマ人が約2000年前にぶどうの木を自生させたと言われており、古くからワインを造っていた地域で、リンクリン一家もまた何世代にもわたってぶどうを育てています。 公式サイトに「手作りの有機ワイン」とあるように、リンクリンは1

リースリング2021

ロレンツのリースリング、2021年が入荷しています。 ドイツのラインヘッセンにあるワイナリー、ロレンツ。1725年から続く歴史あるワイナリーですが、2006年に3代目のヨハネスが加わった頃から大きくワインの造り方を変えています。 ユニークなのは、冬の間ぶどうの剪定を一切行わないこと。これにより、ぶどうの木が自由に成長し、凝縮した粒の小さい実をつけるといいます。 また環境に配慮し、有機栽培を実践。殺虫剤や除草剤も使用しません。ぶどうを優しく破砕して丁寧に醸造し、ゆっくりと発酵