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いわばえワインリスト

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ワインショップいわばえにあるワインリストです。その他、食品や雑貨等のご紹介も。
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2021年1月の記事一覧

ピノ・ブラン2019

今日は仏アルザス地方のドメーヌ、ピエール・フリックのワインをご紹介します。ピノ・ブラン2019です。 ピエール・フリックは、アルザスにおいて先駆けて有機農法に取り組んだ造り手です。すでに1970年に有機農業にシフトし、1981年にビオディナミ農法を始めています。 手作業で収穫されたぶどうは、空気圧プレスで全房丸ごと絞られます。発酵は天然酵母で行われ、醸造時に亜硫酸塩は添加されません。 艶のあるイエローゴールド。グレープフルーツやりんごの香り。ほのかに白桃やパイナップルの甘

ボジョレ・ヴィラージュ ラ・ロッシュ 2017

昨年のボジョレ・ヌーヴォーは新井順子さんのワインをお届けしましたが、大好評であっという間になくなってしまいました。あのガメイを栽培していたのが、こちらのドメーヌ・ジョベール。2017年のボジョレ・ヴィラージュを再入荷しました。 ドメーヌ・ジョベールはボジョレで5代に渡って続くドメーヌで、1980年代から無農薬でぶどうを栽培しています。 「ラ・ロッシュ」は樹齢40年のガメイの畑名。収穫は全て手摘みで行われます。野生酵母で発酵し、醸造の際にはSO2を使用しません。ボトルの後ろに

ホベン・デ・ヴィーニャス・ヴィエハス2018

今日はスペイン中北部、リベラ・デル・ドゥエロに在るゴヨ・ガルシア・ヴィアデロのホベン・デ・ヴィーニャス・ヴィエハス2018をご紹介します。 ゴヨ・ガルシア・ヴィアデロは、1980年代から続く家族経営のワイナリーで14歳から働いていましたが、2003年に独立。約40haの畑の全てをビオロジックに転換させるのに時間をかけ、初リリースは2008年でした。 こちらのワインで使われているぶどうは、ティンタ・デル・パイス。いわゆるテンプラニーリョです。標高800mの畑で育ったテンプラ

シャスラ カンテサンス 2016

今日はフランス、サヴォワからシャスラ カンテサンス 2016をご紹介します。 レマン湖畔のスイスの国境近いバレゾンに在るドメーヌ、レ・ヴィーニュ・ドゥ・パラディ。造り手はドミニク・ルカ。 祖父母も叔父もぶどう栽培を行っており、70年代終わりごろから既にボルドー液と硫黄のみを用いた栽培を行っていたそうです。家族と一緒に働いていたドミニクでしたが、より自身の造りたいワインのためにドメーヌを設立します。こちらのワインは「レマンのワイン」という名を持つレ・ヴァン・デュ・レマン名義で

ドーロナー シュペートブルグンダー2018

アンドレアス・ジェイ・アダムの赤ワインを入荷しました。品種はシュペートブルグンダー、フランスで言うところのピノ・ノワールです。 アンドレアス・ジェイ・アダムは、ドイツのモーゼル川の中流にあるワイナリー。代表者のアンドレアスは、2000年一度祖父が手放したぶどう畑を取り戻し、大学に通いながらワインを造り始めます。 このピノ・ノワールは、ホーフベルグという区画から採られたもの。この畑は、高地からモーゼル川に向けて吹く風の通り道になっており、ぶどうがゆっくりと成熟するそうです。

ブルゴーニュ・シャルドネ 2018

今日は、ドメーヌ・ベルナール・ミヨのブルゴーニュ・シャルドネをご紹介します。 ドメーヌ・ベルナール・ミヨは、1888年から続く歴史あるドメーヌで、ムルソー村に在ります。2015年までは買いぶどうでしたが、現在は5代目のエミリアン・ミヨが自社ぶどうでワインを造っています。 40年以上減農薬で栽培しており、2017年からはビオロジックを実践しています。収穫は全て手作業。時間をかけてゆっくりと果汁を絞り、上澄みだけを自然酵母で発酵させます。 白い花の華やかで甘い香り。レモンや野

リースリング2019

今日は、ドイツのラインヘッセンにあるロレンツのリースリングをご紹介します。 ロレンツは、1725年からという長い歴史を持っていますが、2006年に3代目のヨハネスがワイナリーに加わった頃から大きくワインの造り方を変えています。 ユニークなのは、冬の間ぶどうの剪定を一切行わないこと。これにより、ぶどうの木が自由に成長し、凝縮した粒の小さい実をつけるといいます。 また環境に配慮し、有機栽培を実践。殺虫剤や除草剤も使用しません。ぶどうを優しく破砕して丁寧に醸造し、ゆっくりと発酵さ

ヘイ! アン・デルニエ・コ?2019

以前ご紹介したバーバラ・ルブレ。サ・セボン!で知られるローラン・ルブレの娘さんで、お父さんとはまた違ったアプローチで造られるワインはチャーミングでユニーク。 初リリースはガメイを使ったワインでしたが、こちらはコのワイン。コはフランスやアルゼンチンで多く栽培されているぶどうで、マルベック、オーセロワ、コットとも呼ばれます。フランスの南西地区カオールや南米アルゼンチンで多く栽培されており、暖かい地方で造られている印象がありますが、ロワールで造られるコはまた異なった魅力を持つよう

オールノルム

ラ・シードルリー・デュ・ゴルフのりんご酒が届きました。「並外れた」「規格外の」という意味を持つシードル、オールノルムです。 ラ・シードルリー・デュ・ゴルフはフランス、ブルターニュ地方にあるシードルリーです。2011年に前生産者が醸造所と畑を売るという話を聞いたマルク・アベルとフランソワ・ドゥフォルジュは、それらを引き継ぐことを決意。もともとプロの広告カメラマンだったマルクと生物学の先生だったフランソワは、本職を続けながら醸造の勉強と修行を始め、2013年からシードルリー一本

シン ウイ・ダ・リェブレ2019

先日ご紹介したカヴァの造り手、アモス・バニェレス。赤ワインも一緒に入荷しています。 アモス・バニェレスは、アモス・バネレスとアレックス・ルイズによるワインプロジェクト。ワイン名の最初にある「SIN」がプロジェクト名で、意味は「無し」。「化学肥料無し、品種もブレンドなしの1品種、醸造は手を加えること無し、添加物無し、酸化防止剤ゼロ」という意味なのだとか。 輝きのある明るい赤紫色。イチゴや、チェリー、プラムなどの赤い果実の香り。丸みのある柔らかい酸味と程よいタンニンがあります

シン カヴァ・チャレッロ2018

久しぶりにカヴァを入荷しました。アモス・バニェレスによるシン カヴァ・チャレッロ2018です。 カヴァはシャンパンと同じ瓶内二次発酵で造られる、スペインのスパークリングワイン。(シャンパーニュ製法の記事はこちら) 原料のぶどう品種は決められており、こちらはその中でも高品質なカヴァができるとされている白ぶどう、チャレッロ100%で造られています。 微かにオレンジがかった明るいゴールド。注ぐと、元気の良い泡が立ち上ります。りんごや、グレープフルーツ、文旦の爽やかな香り。時間が

マデイラ マルヴァジア10年

ポルトガルの首都リスボンから南西に約970km、アフリカ大陸のモロッコから西へ約650kmの大西洋に浮かぶ小さな島。ここマデイラ島で世界三大酒精強化ワインの一つ、マデイラは造られます。
酒精強化ワインとは、醸造の過程でアルコール度数の強いブランデーを加えることで発酵を止め、甘さの調整を行ったワインのこと。マデイラは、この酒精強化を行った後に加熱することで、特有の香ばしい風味を持ちます。 造り手は、ヴィニョス・バーベイト。1946年にマリオ・バーベイトによって設立されたマデイ

マデイラ ブアル10年

ポルトガルの首都リスボンから南西に約970km、アフリカ大陸のモロッコから西へ約650kmの大西洋に浮かぶ小さな島。ここマデイラ島で世界三大酒精強化ワインの一つ、マデイラは造られます。
酒精強化ワインとは、醸造の過程でアルコール度数の強いブランデーを加えることで発酵を止め、甘さの調整を行ったワインのこと。マデイラは、この酒精強化を行った後に加熱することで、特有の香ばしい風味を持ちます。 造り手は、ヴィニョス・バーベイト。1946年にマリオ・バーベイトによって設立されたマデイ

マデイラ ヴェルデーリョ10年

ポルトガルの首都リスボンから南西に約970km、アフリカ大陸のモロッコから西へ約650kmの大西洋に浮かぶ小さな島。ここマデイラ島で世界三大酒精強化ワインの一つ、マデイラは造られます。
酒精強化ワインとは、醸造の過程でアルコール度数の強いブランデーを加えることで発酵を止め、甘さの調整を行ったワインのこと。マデイラは、この酒精強化を行った後に加熱することで、特有の香ばしい風味を持ちます。 造り手は、ヴィニョス・バーベイト。1946年にマリオ・バーベイトによって設立されたマデイ