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いわばえワインリスト

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ワインショップいわばえにあるワインリストです。その他、食品や雑貨等のご紹介も。
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2018年12月の記事一覧

お祝いの招待状2|シャンパンについて

昨日に引き続き、いわばえおすすめシャンパンのご紹介。 まずは、ドミニク・ペルソンのシャンパンです。 元々大手のメゾンに栽培したぶどうを売っていたドミニク・ペルソン。その後、醸造を学び、兄と一緒にセラーを建て、自分たちで醸造と元詰めを始めます。 健全なぶどう造りこそがシャンパンを造ると考えるドミニクは、ビオディナミ農法に移行しており、できる限り農薬を使わずぶどうを栽培しています。 こちらのシャンパンは、ブラン・ド・ブラン、シャルドネ100%です。 グレープフルーツやレモンの

お祝いの招待状1|シャンパンについて

今日は、いわばえにあるおすすめシャンパンをご紹介しますね。 まずはこちら。フルーリー・ペール・エ・フィスのシャンパンです。 1895年から家族経営のドメーヌとして続いているフルーリー家。1901年、畑がフィロキセラの被害にあいます。そのとき、ピノ・ノワールをこの土地に植えることとなりました。今やピノ・ノワールは畑の90%を占めるそうです。 そのため、色づきが少し見られます。柔らかな蜂蜜やグレープフルーツの香り、熟成感のあるシャンパンです。 フルーリーは、先日お話ししたレコル

RMとNM|シャンパンについて

先日は、シャンパンのお話をしました。 では、いわばえにはどんなシャンパンが置いてあるのでしょうか? 華昇さんの選んだシャンパンは、全てRM(レコルタン・マニュピュラン)です。よく知られているモエ・エ・シャンドン、ヴーヴ・クリコ、ポメリーなどは、NM(ネゴシアン・マニピュラン)です。 ではこれらはどう違うのか? ネゴシアン・マニピュランは、買ったぶどうでシャンパンを造る。 レコルタン・マニュピュランは、自家栽培のぶどうでシャンパンを造る。 昨日お話ししたように、シャンパン

泡、って言いますよね?

以前、ワインの話をしていて言われたことがありました。 「泡、って言いますよね?」 ワインのお仕事をしていたり、飲食店でワインを置いている方は、スパークリングのことを「泡」と言うそうなのです。 確かに!なんでだろう? 考えてみるに、それは「シャンパン」の存在があるかもしれません。 シャンパーニュ、いわゆるシャンパンは、フランスのシャンパーニュ地方で伝統的な製法を守って造られたきめ細やかな泡を持つ特別なワインです。この製法がとても手間がかかるようなのです。 まず、白ぶどうのシ

サンテ・ベルトーニのオリーブオイル

さて、昨日バルサミコ酢のお話をしましたが、そうなると欲しくなるのがオリーブオイルですよね。 ご安心を!サンテ・ベルトーニはオリーブオイルも作っています。エクストラヴァージンオイルです。 キラキラ輝くこのオリーブオイル、当初自宅用に作られていたんだとか。 製品化されてもその丁寧な作りに変わりはありません。 ※写真は生産者サイトより オリーブは全て手摘みで、厳しく選果されます。フルーティーで、少しアンティチョークの香り。ミネラルを感じるので、オイルだけで調味料と呼べそうです。

アグロドルチェ・ディ・モンテジッビオ・ビアンコ

今日はいつものお料理をますます美味しくしてくれるバルサミコ酢をご紹介します。アグロドルチェ・ディ・モンテジッビオ・ビアンコ、こちらは白のバルサミコ酢です。 造り手は、サンテ・ベルトーニ。家族経営で、2015年にサンテ・ベルトーニが亡くなってからは、長男であるミケーレが当主となり、4人兄妹でオリーブオイルやバルサミコ酢を造っています。 伝統的製法によるバルサミコ酢に対して、イタリア政府は「トラディツィオナーレ」という呼称をあたえているそうです。指定区域として認められているの