シガー・ロスの10年ぶりの新作ですってよ
Twitterを開いたらシガー・ロスが燃えてた。
10年ぶりのスタジオ・アルバムのリリースで、虹を燃やすアートワークがLGBTQ+界隈に喧嘩売ってると解釈する阿呆がたくさん沸いた結果らしい。
そもそもこの写真は83年に撮られたアーティストのインスタレーションのパフォーマンスだそう。
虹イコール、ダイレクトにイコールでLGBTQ+というイメージになってしまった現代とは乖離している時代というか、ちょっとダイレクトにリンクしすぎてる現代の方がおかしくないですか?って立ち止まって考えたくなるよね。そもそもLGBTQ+で虹のモチーフが使われ出したのは多様性を意味するからであって、多様性とはLGBTQ+だけを指すものではないんだし。
エーンダ、シガー・ロスのヨンシーがそもそもゲイなので。当事者なので。関係ない人と当事者とではまた解釈が違ってくる気がするし、そもそも外野が勝手に「こういう意味だひどい」「こういう意味だつらい」とか語ってるのもとても滑稽。だってヨンシーは「どういう意味ですか?」って聴かれるのを最も嫌うタイプのアーティストで、自分で勝手に解釈するのはどうぞご自由にだろうけど「こういう意味ですよね?」と「どういう意味ですか?」は嫌いなんですよ。
各自が勝手に解釈をして「ひどい」でも「つらい」でも「悲しい」でも、その辺はご自由に感じたらいいんだけれども、解釈は自由でも、それは自由であって正しいわけではないということは忘れるべきではないし、その解釈が正解であるとも不正解であるとも、明確な答えはこの先も出てこない可能性が高いことも念頭に置いて欲しい。
即日炎上しているのだから「このアートワークはどういう意味ですか」「どうしてこのアートワークを選んだんですか?」という質問は世界中の媒体から向けられるだろうけどヨンシーはそれに揺るぎない同じ答えを繰り返し返してくれるほどサービス精神が旺盛なタイプではない。そんな質問をされても真面目に答えてくれるとは限らない、スラスラ答えたとして、それが彼の真意とは限らない。口から出まかせを言う可能性だってある。インタビューとはそういうものなのだ。
だからアートワークの意味がどうとかいちいち議論しても無駄なのでそんなことはどうでもいいからアルバムを聴きましょう。AppleMusicやAmazonMusicなら空間オーディオで来ているのでとてもいいサウンドで聴けます。これはSpotifyで聴くのはもったいない。Bandcampではまだ、新作の販売は始まってないようですね。今後デジタル・ダウンロードを含めて販売開始するはずなのでフォローしておくといいかもしれません。
AppleMusic、AmazonMusicでDolby Atmosオンで、いいスピーカーやいいヘッドホンで聴くと最高に心が癒されるのでTwitterの炎上で悲しいだのつらいだの書いてるよりずっと心が元気になります。
Echo Studioはハイレゾ対応、空間オーディオ対応。Echo Studio 2台でステレオペアにするとこういうアルバム聴く時に威力を発揮します。
Apple TVをTVに繋いでEcho Studioに繋ぐのも可能
TVにFire TV Stick 4K MaxをさしてEcho Studioをホームシアター化して、パススルーに設定すれば、TVに繋いだデバイス全てがEcho Studioから音が出るようになります。
AirPods Proとかでもいい音で聴ける。
今日のパンが食べられます。