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20240225-27 ふぞろいの林檎たち/スワッチさん

2月25日、日曜日。この日のことをもう忘れてしまった。前日張り切り過ぎて疲れて家にいたようにも思うけど、それにしても思い出せない。何してたんだろう。映画を見たかもしれない。ドラマも見たかもしれない。

今山田太一さん脚本のドラマ「ふぞろいの林檎たち」をすこしずつ見ている。相当昔に一度見ているのだが、改めてパート1を全て見終わり、2に突入中。感想を書くと長くなるのでやめておこうと思うも、胸の底には常に「ふぞろいメンバー」が鎮座している状況だ。パート1は落ちこぼれたと感じている若者たちがそのコンプレックスとどう向き合い生きていくかというような話だったように思うが、とにかくパート2はそんな彼らを取り巻く状況が本気で厳しい。成長し、仕事をもった彼らの居場所がどこもかしこも生きづらい。ドラマの中の若者たちがこれだけの荒波を乗り越えて生きていかねばいけないのかと思うと涙が出てくる。しかしそれは彼らだけのものではなく、まさしく私たちの物語なのだなあと感じる。パート1では私がそんなに心を寄せられなかった仲手川良雄(中井貴一さん)が、パート2になって突如心を突く存在になってきたこと。仲手川さんが好き!とかそんなんじゃなくて、ああこの人のことがなんとなく理解できるなあと思って見ている。

思い出したがこの日は頭痛がひどかった。ロキソニン飲んだ。いや、もっと思い出せるはずなんだけどな…


2月26日、月曜日。朝の報告、そこからいろいろあってバタバタ。元気になってほしい人がひとり。もうひとり。その人たちのことをずっと考えていた1日だった。台本を読む。

2月27日、火曜日。午後、横浜の某街にてスワッチさんとヌードルズミーティングをする。前回も行った「味噌汁の出る喫茶店」にて。音楽の話から手芸の話までいろんな話をした。楽しい。新曲の話も。素晴らしい詩がまた生まれた。スワッチさんの歌は生活の中から生まれる。共感する。そして改めてこの出会いに感謝する。私もスワッチさんとできることを二人で模索していきたいとなと考えた。創作は楽しい、構築も楽しい。いつかみなさんにヌードルズの活動を見ていただける時が来るかもしれない。その時までゆっくいゆっくり時間をかけて、我々は延々作戦会議を続けることになった。

家の近所に帰ってきて、再び喫茶店。台本を読む。矢内原美邦さんの戯曲は読むのは面白い。どうしてこんなセリフが書けるんだろう。面白いなあ。


出演します/ミクニヤナイハラプロジェクト「船を待つ」


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